【東京道路奇景ガイド#11】 有明ジャンクション
こんにちは。交通技術ライターの川辺謙一です。
今回は、「東京道路奇景」の実例として、有明ジャンクション(JCT)をご紹介します。臨海副都心にあるJCTで、その一部は海上にあります。
■有明JCTの概要
有明JCTは、首都高のJCTの一つで、B湾岸線と11号台場線がT字型に接続しています。お台場のフジテレビ本社のすぐ近くにあるJCT、もしくはレインボーブリッジの東側にあるJCTというと、位置がわかりやすいでしょうか。
このJCTは、首都高のなかでもとくにカーブが緩やかなJCTです。空間的制約が少ない場所にあるゆえに、余裕がある設計ができたのでしょう。
ただ、大都市の超高層ビル群に面した海の上に、弧を描く高架橋があるというその姿は、やや異様です。このため、本記事では「東京道路奇景」の一つとして扱いました。
■鑑賞場所が多い「奇景」
有明JCTは、さまざまな場所から鑑賞できる「奇景」です。たとえば、高架橋の真下にある一般道路や、湾岸線の直上に架かる歩道橋(テレポートブリッジ)、そしてパレットタウンにある大観覧車などから見ると、有明JCTのさまざまな姿を楽しむことができます。
↓パレットタウン大観覧車からの眺め
↓テレポートブリッジからの眺め
↓真下を通る一般道路(国道357号)からの眺め
お台場に行った際には、ぜひさまざまな角度から有明JCTを見てみてください。他にもよい鑑賞場所が見つかるかもしれませんよ。
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