カミセン二人目の男登場。
『コンテナプロジェクト開発ドキュメント』の川端ver.の第六弾だよ。
前回は、ハード面、すなわち、コンテナ、建物、建築、法律面でメンバーが不足していて、僕の心にはある人が浮かんでいたという話までだったね。
今回、登場するのは、フロム大阪、muuraの中川さん。
自らのオフィスをコンテナでやっている人。
どうでもいい話で尺を使って、長くなるけど、よろしく。
出会いは割と衝撃的で、数年前、大阪のまちデコールってイベントのオープニングレセプションで出会ったんだな。
夜の僕は、リミッターが外れている事が多く、迷惑をかける事も少なくない。
その日もそうだった。
初対面の中川さんに、がんがん話しかけた。
そして、その夜が終わり、その夜に出会った面々を思い出しながら、facebookの友達申請をした。
僕は、相手がちゃんと承認してくれているか見てるんだな。
中川さんって人が承認してくれてない。しかも、初めて見る感じの画面。
調べると、なんとブロックされてた。
!!!!
さらに、この中川さんって人を調べる。
なんと、まちデコールに参加されている企業の中でも、特に興味のある会社muuraの人だった。
これは、良くない。実に良くない。
だから、まちデコールの期間内に、muuraさんに中川さんに会いに行った。
僕の事をちゃんとわかってほしくて。一旦、謝って、ちゃんと説明するために。
でも、中川さんはいなかった。
ううん、僕は諦めないよ。
その夜だったかな。違う場所でまちデコール関連のイベントがあって、中川さんは参加を押している。
よし、そこに行こう。
そこに着いても、中川さんはいない。
しばらくすると、遅れて、中川さんはやってきた。
すぐに近くに行った。
でも、隣の人と話している。
いつもの僕なら、ここでカットイン。
そういうとこがアカンねんで。
だから、ぐっと堪えた。 横で話終わるのをじっと待った。
そして、ようやく、話を終えた中川さんに話かけた。
こうこうこうで、こうこうこうですと。
わかってもらえて、ようやく、承認してもらえた。
その後、muuraさんでやっているイベントに顔を出したりした。
仲良くなるために。
時は流れて、その翌年、まちデコールのイベントで僕に登壇してほしいという話をいただいた。
「その際、誰かゲストを呼ぼうかと、誰がいいですか?」って。
間髪入れずに言ったな。「中川さんがいい」って。
そのオファーをくれた人は僕らの馴れ初めの話を知っていたそうで「絶対、やめた方がいい」って止めて来た。
でも、僕は、「誤解は解いたつもりだったから、たぶん、大丈夫やで」って言った。
そして、オファーをしてもらったら、普通に断られた。
その時、思ったな。二人が絡むのは、今じゃないんだなって。
後日、中川さんと話をした時に聞いたら、「普通にトークイベントは嫌やん」って言われたよ。
それから、何度か会うたびに言っていた気がする。
「絶対、コンテナやりたい」って。
「京都でやる時は声かけるから」って。
ついに、その時が来たわけだ。
とりあえず、中川さんに連絡をして、現場に来てもらった。
「面白そうやん。とりあえず、プラン作ってくるわ」
というような内容の事を彼は言ったような言わないような。
この辺、詳しく覚えてないんだけど、僕と中川さんとsbrと三人で、二条の喫茶店に行ったのは、その次の時だと思うんだ。
その時だと思うんだ。確か、中川さんが出してくれたプランを見た時に、sbrのテンションがぶち上がったのは。コンテナ、やべえって。
俄然、前のめりになってくれた。
ただ、僕と中川さんは、ずっと気になっていた。
建築をする上で、諸々、特に厳しい京都でやるには、ピースが足りない。
法律や条例に詳しく、役所関係に強い設計士。
ちょっと、長かったから、第七弾に行こうかな。
さぁ、次はあの人の登場だよ。
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