12月に買ったもの(めぐみ)
12/31(金)
いや~、みんな更新していていいねえ大晦日。特別な日だね~。
実家で紅白を見ながら新聞を読んでいたら、「DD」という言葉を知った。「誰でも大好き」だって。
紅白を見ていたらもう「DD」だな、としか思えなかった。
みんなすごい。みんないい。みんな大好き。
だってみんなすごいんだもん。
年の最後に人間の渾身で最高の表現を見られるなんてすばらしいよ。
言いたいこととやりたいことがあって存分にやってる。魂の表現。命がけ。いいものしかない。すごいよ。
氷川きよし(kiiちゃん)が最高だった。クリスマスの辺りから最高だな~と思っていたけど、迫力と本気と覚悟と美っていう点ですばらしかった。
あとはもうみんな
♡
みんな誰かの推し。
雑に言ってるわけでも投げやりなわけでもないのよ。酔っぱらっては…少しいるかもしれないけど。
この多幸感で生きたいな。
ジャニーズカウントダウン素敵。
12/28(火)
妹と子どもたちが泊まりにやってくる日。
迎えに行く母の車は小さくて、チャイルドシートなどでかさばる帰りは全員乗れなくなるため、私は最初から行かないことにした。
今回帰省しながら自分の中でだんだん決まっていったのは、頑張りすぎないこと。
できるし、気付くけど、やり過ぎないで、私は私の時間を大切にする。
それで、母についでに近くの駅まで送ってもらい、スタバに行って友達に手紙を書いた。
共通の友達が描いた絵の紙を便箋にしたことは、私に落ち着きと、丁寧さと、自由をもたらし、私はすっかり満足して書くことができた。
隣に座った80代の女性二人の会話を聴いていた。
同居する息子夫婦の生活費をほぼ払ってやっていることや、息子のために美容室開業の出資をしたことなどが語られていた。
お金持ちなんだなと思う一方で、息子達は明らかにお金が無い世代なのよと思いながら私は聴き、次いで話された亡夫の思い出や、住み慣れた家で暮らし続けたいという希望などにうなずいた。
途中から、一人は視力を失っていて、もう一人はその介添人であることがわかってきた。介添人が色んな対象者と関わっている経験を話すと、盲目の人が、「それぞれの人に意思があるからね」と繰り返し言ったのが印象的だった。
スタバを出て、何かテンションの上がるものをお土産に買おうと成城石井に行ったら、八海山があった。2000円。前に、もっと買いやすい価格の小瓶を買って帰ったら母がおいしいと気に入って、それからスーパーなどで探しているけど見つからないと言っていた。2000円のまあまあ大瓶かあ…。どうしよ。
ふと思い立って店を出て、記憶のままに歩いて行くと、古いリカーショップがあった。お酒各種、珍味、今風のちょっと変わったオシャレなおつまみ。そうそう。こういうこと。求めてたのはこういうの。
最近のお酒のジャケットはかわいい。私が八海山などを探しながら、しかし何もわからずにたたずんでいると、段ボールなどを運ぶついでにお店の人が話しかけてきた。
「何か、お伺いしましょうか?」
若めのおじさん。つまり同世代。よさそう。聞くと、気さくに教えてくれた。お酒の味を言葉で表現するの超難しそうだったしおもしろかった。紹介された中から中瓶を2種類買った。八海山タイプは、「スッキリめ」らしい。
店には立ち飲みスペースがあったり、多種類の煙草、葉巻、オーガニックお菓子、フリーペーパーが置いてあった。すごくいい感じじゃないの。
若めのおじさん(同世代)はたぶん家業を継いだ店主で、気安くて聞きやすく、気楽で、私はまた来よーともう思った。
店を出た瞬間に、妹と子どもにお土産がない…と気付いたので近くのケーキ屋さんでみんなが好きなカリカリシュークリームを買う。
歩いて歩いて、家の近くの薬局まで到達し、オロナインとコロスキンとイブを買った。めちゃくちゃ古くて1度しか入ったことがない、中国の故事成語(動物)が名前になっている店。予定では、スタバの後に駅のドラッグストアに寄るつもりだったけど、私はどうしても気が向かずに帰ってきていた。
個人のリカーショップ(酒屋)→個人のケーキ屋→個人の薬局。
全部個人店で買い物した。
そのことに満足し、家に向かって歩きながら、その昔、「できるだけ個人店で買うようにしている」と言っていたタイ人の友達のことを思い出していた。理由は、潰れてほしくないから。あれは5年前のことだった。5年か…。たった今、同じことを思って行動している私は5年は友達に遅れているのかもしれない。未来人の自称が泣くぜ。友達の方がはるかに未来。
帰って調達品を披露しながら、妹に、「あれあの昔からあったリカーショップ!あそこのとこ…!に行った!すごくよかった!」と興奮混じりに言うと、妹は、「あー、あの、お店の前に焼き芋の機械置いて焼いてる店?」と返してきて、私:「…いや、私はすべての物事を芋中心に見てないんだわ!」
▼今日の品物
昇龍蓬莱 1500円
にいだしぜんしゅ1500円
12/27(月)
新幹線がゆっくり走るので、窓の外がよく見えた。人もいた。雪かきをしていた。
ずっと、新幹線の窓から見える街には人が住んでいないのかなと思ってた。
新幹線が進むごとに雪が深くなっていった。
家の近くとは全然違うから驚く。
地続きであるというのは、全く同じとかほぼ同じとか思いがちで、ともすればそんなこと意識もしないまま当たり前に同じと思ってるけど、本当はみんないつだってこれぐらい違うのだろうと思った。
白い街はきれいで、パソコンで仕事をしていた人もやめて写真を撮ったりお弁当を食べたり窓の外をじっと見たりしていた。
12/26(日)
寺に行きたいんだよと言ったら、鞍馬寺に行きたかってん👺 と言われて行くことになった。
河原町のスタバで待ち合わせして、川の近くでお昼を食べて、京阪と叡山電鉄に乗って行った。
途中から急に雪国になり、テンションが上がるのと不安の半々になる。
傘も無いし、そういう装備じゃないのよ。
たしかに、みんなが昨日からしきりに雪なのよと言ってはきたけど。
本堂さん、がらんとしてて気持ちがよかった。
般若心経をなぞった。
幼稚園で唱えていたことを思い出した。
落ち着くのは、山、道、森、川、木、雪。
吹雪く中、注意深く山道を進み貴船に抜けた。
疲れたけど全然疲れなくて、身体強くなったなーと思った。
寒かったけど全然寒くなかった。
木々がずいぶん雪を遮ってくれたんだと知った。
私は本堂さんで自分の失敗を話して、次は善い行いができるように祈った。
静かだった。
私に合ってる場所なのかもしれないなーと思った。
▼今日の品物
小さい赤い傘 400円
あ・うんの虎 900円
12/24(金)
夕方、駅で男の子と待ち合わせした。
少し遅れた私を見つけ、手を上げるのがかわいかった。
来ないのではという不安と、すっぽかされたのかい?という周囲の視線が恥ずかしくてうろうろしていたらしい。
私は、クリスマスに好きな男の子と待ち合わせするってそれだけでかなりいいな! と思っていた🎄✨
クリスマスなのに金欠なのですみません…と言いながらパンとコーヒーをごちそうしてくれた。
「ユニコさんはお嬢さんなのに…」とか、言葉の最後に「マドモアゼル…」とか言う。
かわいすぎる。
使用言語にやられる。
天使の男の子は、珍しく少しだけ弱っていた。
天使も人間なんだなと思った。
美しい街でバスに乗り、教会に行った。
ミサはみんなの歌声が心地よくて眠りそうになり、私も時々一緒に歌った。
「ひかり」がいっぱい出てきた。
▼今日のクリスマスプレゼント
コープさんのショートブレッド(300円)
12/23(木)
友達に会いに行った。
▼今日のプレゼント
フワちゃん色の通い袋にお菓子とポストカードが入って戻ってきた。お誕生日おめでとう~だって!
通い袋とは、好きなものを入れて相手にあげるもの。
ハートが行ったり来たりするもの💞
(ほんとは月謝袋らしい)
フワちゃんのマネして、「キャワイイ~!キャワイイ~!赤ちゃん👶」って何回も言った。
(フワちゃんの言う「カワイイ(キャワイイ)」と「赤ちゃん」は同義。なぜなら、いちばん「かわいい」ものは、「赤ちゃん」だから!)
12/22(水)
今日は何しようかなって朝から部屋でしばらく立ち尽くしていた。
全然思いつかない。
食べるものはある。(なら後はもう何でもいい!)
洗濯機はまわしている。
本を読む…でいいかな?
昨日自分のnoteに書いた誕生日の文章のことが気になっている。
手が自動的に動いて書いたけど、勝手に物語に仕立てあげてしまって単純で失礼だったなと思い始めた。
たしかに悲しみの面はあったのだが、書く前はそのことを書くつもりも利用するつもりもなかった。書き始めたら断片がつながって勝手に物語になってしまった。とても単純でわかりやすく陳腐な。なんか俗っぽくて下品だなと思った。
断片が物語になることには注意しなくてはいけなくて、せめて物語にしている自覚を持たなければいけないと思った。
(その意味では、その日ここに書いた日記の方が何も考えてなくていいと思った。)
『文学界』11月号と1月号。めちゃくちゃおもしろかった。社会と文学と文化に触れていていちばん好きな雑誌かも。
オードリーの若林君×國分功一郎の対談(だから買った)。
若林君、國分さんの『暇と退屈の倫理学』読んだんだってー!
現代人は暇と退屈が怖いから必死でお金を使ったり、そのために稼いだりしてる。暇で退屈だと、自分の自意識に向き合わざるをえなくなり、耐えられないから。でも、自分にとって衝動的にすっきりすることや手段(若林君ならロケット花火)を知っていると、それは「自分の魂へのご褒美」で、自意識から逃れることができる自分を「容認」できる。…
すごーーい!
今暇でうろうろしてる私のことじゃん。
暇なのはもしやつまらない人生なんじゃないかとよぎってうろうろしていた。
それで、やっと、『暇と退屈の倫理学』を読み始めた。読めそう~~。
「生きることはバラで飾られなければならない」はウィリアム・モリスの思想らしい!イチゴ泥棒の🍓生活に、バラを!
『文学界』に、映画『ドライブマイカー』の脚本濱口竜介が出ていて、最新作『偶然と想像』について対談していた。観たくなって調べたら、夕方に行く場所でちょうど上映していて時間もぴったり。
---
すばらしかったーーー。
言葉書き留めたかった。
登場人物たちより常に先に泣いた。
脚本監督濱口さん。すげーー。
ファンになった。
▼今日の品物
映画『偶然と想像』。1400円(レイトショー)
パンフレット 1200円
12/21(火)
誕生日。そのことを毎秒完全に意識していて、何をするにも楽しかった。
朝、文章を書いてnoteに載せた。
誕生日に文書を発表するなんて天皇や皇室の皆さんと同じだな~(しかも12月多そうなイメージ)と思い、誕生日には国民に声明を発表するでしょと思った。
日頃の感謝と最近の所感と日々の祈りを捧げるでしょと思った。だから、誕生日に文章を書くのは今後も続けていこうと思う。
津村さんの『現代生活独習ノート』でも、主人公が、誕生日が近いからいいか、とか、誕生日に何を買おうか考えている、とか、日々しきりに誕生日を意識した発言をしていて心強かった。(もっと前から意識しとけばよかった。)
ヨガに行って、誕生日のヨガは清々しいな~と思い、スススーッと帰ろうとしたら先生に「メグミさん、また近々(来て)ね」と釘を刺されて、はい~♡(先生好き♡)と思い、お昼はロイヤルホストでスパークリングワインハーフボトルとイカなどのフリットとオニオングラタンスープ!
スパークリングワインがおいしいのでヨガのときから決めてました。
酔っぱらい、ごきげんになって、お誕生日おめでとう私という手紙を書いた。
誕生日プレゼントにリュックサックを新調しようかと思いついたものの、お風呂に行きたくなったから帰ることにした。カルディでワインとサバ缶とチョコレートを買う。好きなケーキ屋さんでチョコレートケーキとアイリッシュクリームチーズケーキを買う。
友達に会いに行きたかったけど品物が重すぎて延期する。
電車の中で、母から電話。何?
帰って掛け直すと、孫たちの声と共に照れくさそうに「お誕生日おめでとう!」
なんだよ、何かあったのかと思ったよかった。
私はお風呂に行くのと、買ったワインがコルクだと判明したので果たしてワインオープナーがあるのかどうか? 私は自力で開けられるのかどうか? について気が気でなく、話半分でワインと格闘。
スポーン!!開けられた!ラブリー。
じゃあ私お風呂に行くから!
と電話を切って出かける。
お風呂には、明日は柚子湯ですの案内。そうかー冬至かー。毎年誕生日は冬至と紙一重なのだった。
素敵なイメージ。
お風呂で温冷浴を11セット(1分ずつ繰り返す)おこなったらへとへとになった。すべてが中和されて、温かいのが皮膚に浸透する感じ。ほぼエクササイズ。
スーパーに寄って、かぼちゃとりんごと卵と納豆とビールを買う。明日は冬至らしいので🎃
これで帰省までもつかな~。
録り溜めていたV6の最後の出演番組を観ながらワインを飲む。
ミーハーの性で、「最後」となると見逃せなくてつい心を寄せてしまう。
V6のなかでは三宅健がとても好きだ。ワガママ(そう)で、奔放に思ったことを言っているようでいちばんV6のことが好きな気がする。仲間に話をよく振っている。何よりオシャレ。いつもいちばん素敵な服を着ている。手話を習い続けているのも、その理由も最高(手話を使うファンに出会ったから)。
坂本くんがイケてるオジサンでびっくりした。とてもかっこよかった。あんなリーダーいいな。
みんな楽しそう。納得の上、解散するから本人たちも見ているほうも幸せだと思う。
何かとジャニーズに救われてもいて、われわれ(私)はジャニーズとは関係し続けるんだろうなとわかった。
やっぱり泣いた。
『ハニービート』好き。
新曲『Full Circle』とても好き。今の歌。カッコいい。
♪後悔はない
結果オーライ
自分に生きるしかないStyle
明日も誕生日ならいいのに。
ケーキ食べよ🎂
12/20(月)
数日前、ラスト授業の構想を練って行き詰まり、かよちゃんの日記を読んでいたら、11月号の最後に、
「11月が終わった。「ミュージックセレクター」は天職だった。並走するめぐみ先生の「洋服セレクター」が更新されているたびに…」って書いていて、たまらない気持ちになった。
「並走」ってなんていい言葉なんだろう。
私は誰かと「並走」したいんだなって思った。
最初から並走するのも素敵なんだけど、結果、「並走してた!」っていちばんいいな。
あと、「天職」も最高の言葉だと思っていて、この言葉を人から聞くのは2人目で、いずれも若い人からで自分の仕事(してること)についてそう言っていた。
そのことのまったく衒いのなさが眩しく、頼もしく、羨ましく、素晴らしく、そして、なんで私は堂々と自分のことをそう言わないんだろう?と思って、それは単なる遠慮とスカした感じと、とにかく世代(!)と自分の問題だとわかったから、それからはマネして「先生の仕事は天職」って言うことにしている。
言うとスッキリする。事実だからだと思う。
若い人に教わることは多い😇
それで、今日の日記を書こうとしたら、かよちゃんとぼぶちゃんが並走して更新していて、読んだらただ泣けた。
▼今日の品物
クリスマスカード
(♪ジングルベル、ポチャッコ)1700円
クリスマスプレゼント・トゥー妹たち②
散財?いいの。
その日、仕事が最後の日で学校で片付けていたら、妹から電話。出ると、後ろでは爆音で誰か泣いている。2歳の甥っ子らしい。妹は、「今日は寒いし天気が悪いから無理だと思ったけど、少し晴れたからみんな(赤ちゃん、甥っ子、妹)で散歩に行ったんだけど、やっぱり寒すぎるから帰ろうとしたら、どうしても電車が見たい!って泣き出して道で動かなくなっちゃって。こんなこと今までなくて、赤ちゃんもいるし車も通るし私もパニックで。何とか家に引っ張って帰ってきたけど電車が見たいって泣き止まない。どうしよう」
耳が壊れそうな大泣き!!
絶望とパニックに常に隣り合わせなんだよな。こんな風にヘルプの電話をかけられる相手が絶対に必要。
私は何もできないで、ただ電話をつないでいた。
外のベンチに出たから、時々生徒が通り、こんにちはと言った。
妹は、赤ちゃんを降ろして電車ボーイを代わりにだっこした。泣き止んだ。電車ボーイは喋れない(喋らない)から、伝わらないパニックもあるのだと思う。もう眠いんだわと妹は言っていた。よくわかってるんだな。すごいな。
私は、あと少しやり残したことがあったから、また泣き出したら電話してね、と言うと、妹は、うん、わかった。ありがとうと言って電話を切った。
その日の夕方に見つけて買ったの🎄✨私ができることは何でもするよ。
---
今日は久しぶりに外出せずに家にいた。
ゴミも出しに行かずによく寝た。
今愛読している津村記久子の『現代生活独習ノート』がめちゃくちゃよくて泣く。
津村さんは、『つまらない住宅地のすべての家』を経て、こんなところに到達したんだ、という驚きと感動と尊敬と感謝。近未来で、女の人の一人暮らしが安全と普通の生活を保証されながら、どんな風に調達されていくか、津村さんバージョンのテクノロジーの使われ方。断絶しておらず、つながりすぎず、自分と友達と同じ程度に、見知らぬ人の安全や無事を祈ったり喜んだりすること。(道が暗くなりすぎないように、玄関の明かりをつけておくなど)
やさしさや、考えることについて、本当はこのレベルまで求めてるよな、って思った。
そのことを確認する本。
友達がくれた柚子をかぶと一緒になますにした。ついでに鍋を作ったから、久しぶりに家で野菜をたくさん食べた。
友達がくれるから私はごはんを作る。根が単純なので、それをしばらく続ける。とてもおいしいし、満足する。
お礼や感想を言ったら、また何かくださる…🍊
ということが多かった年だった。
すごく津村さん的。
12/19(日)
このところ、お誘いしてもらった行事に行くことが続いている。
冬休みの始まり。
帰りがたいてい遅くなり、真っ暗な家に着いてカーテンを閉めながらあまりの眠さによろける。
昨日も同じことしながら同じことになってたな。
吐きそうなほど眠いことに、もはや笑えてくる。
それで、この日記も書けない。
電車が人身事故で普通しか動いておらず、すごく時間がかかったのだった。その上、普通電車はとても寒かった。頻繁にドアが開くからだけでもなく、最初からずっと寒い。どうしようもない。
今日は友達のお店が一旦閉店するというので行ってきた。最終日。
神様か天使のように見えるアーティストが来ていた。
友達とアーティストが一緒に歌を歌った。
私はすぐに泣いてしまって、内心とても焦り、マスクでよかったと思ったけど、自分の純粋さを恥じなくていいと天使に言われたような気がしたからそのことについては何とも思わないことにした。
そりゃあ私なら泣くよ。
お店には、私も知ってる女の子達が、「私が行かなきゃ誰が行くのよ?」って顔で、肩で風を切り、人々を押しのけて、猛然と、息巻いて…
*すべてイメージです…
順番に駆けつけていた。
それがいちばんよかったし、いいもん見た、と思った。
もちろん私もその一人。
みんなでSILENT NIGHTを合計10回ぐらい歌った。
少し疲れが出て、私は7回目ぐらいでリタイアしたくなった。
今年のクリスマスはもうじゅうぶんに祝ったと思った。
9回目のSILENT NIGHTで、ふとわかったことがあった。
これは浄化の時間ではないか?
実は私は、特別に祈りたい(懺悔)ことを持っているのだが、そして冬休みにお寺か神社か教会に行くつもりなのだが、たとえば「祈り」のひとつの要素に修行があるとしたらもしかしたら今ってそれなのかも。(SILENT NIGHTを何度も歌うこと。)
聖書やお経やマントラを唱えるのに似て。
そうか、祈りはもう始まっていたんだな。
(だから今とても眠いんだと思う)
神様兼天使のアーティストに最後それを伝えたら、本当のミサに誘われた⛄️🎄✨
うん。行きます。
▼今日のプレゼント
12/14(火)
今日まで、どうなのかと思うぐらいどたばたしていた。
忙しいなあ…と、おののきながら3回ぐらい言った。
急に日常詰まりすぎ。
こんなに忙しいのはいけない。
どれも失敗したり逃したりしたくない用事で、どこか緊張感があった。
仕事も私用も。同じ重さで大事なのよ。
▼今日の品物
秋鹿(290円ぐらい?)
洗濯が嫌いだ。干すのが嫌い。
冬になり、冷たい洗濯物を何の感慨もなく最短で干すのがもう本当につまらないと思う。
干されている光景はカラフルで、別に嫌じゃない。
12/13(月)
家族が来て帰った。
「遊びに行きたい」と言われて、1週間の間に、
ホテル探し、
予約、
持ち物・設備確認(子どもがいるため)、
クリスマスプレゼント①郵送、
3日間の旅程を立てること、
仕事を週末に絶対に残さないこと、
ヨガ、
友達とめちゃくちゃ遊ぶこと、
ほんの少し片付け、
などなど。
緊張感あった。
健康に無事済んでよかった。
みんなが元気でよかった。
津村さんの新しい小説の中では、主人公が、「#粗食インスタグラム」の多くの写真に電卓が見切れていることにシンパシーをおぼえていた。
同じ。
混雑した机で、物をどかす余裕も必要性も感じず、しかし電卓がどうしても映っちゃうさもしさ…と思って撮っていたから、自分だけじゃなくて安堵した。みんなこういうことか。
さらなるうえに、職場に居着くことに恐怖をおぼえる私はマイカップも置いておらず、永遠に紙コップだ。
エコじゃないうえ、紅茶がとても濃い。
12/12(日)
家族を見送り、直帰できなくて遠回りした都会の駅を泣きながら歩いた。
なんで私は家族と一緒に暮らしていないんだろうとか、何でもかんでもすぐ私に聞いてきた妹のこととか、見知らぬ土地でずっとどこか不安げだった母のことを思い出して泣いた。
ほんと、なんで私はここに一人で暮らしてるんだろうな。
12/9(木)
そだ。新しい日記は上に積んでこう。⬆️
昨夜寝る前に見たドラマ。
美しい。
それで、原作の小説を仕事の待ち時間に読もうかと思って持っていった。(時間なかった。)
その試みだけでたまらない気持ちになった。
▼今日の品物
RMK Wカラーマスカラ:ブルー/ピンク(4400円)
アイシャドウ(4950円)
最近は女の子(女の人)と話すのが好きだ。
かわいいし、おもしろいし、さばさばしてるし、あっけらかんとしてるし、気遣い気遣われるのうれしいし、ツッコミ鋭いし、きれいだし、おしゃれだし、よく笑うしかわいい。
アンドかしこい!!!
女の人が好きなのかもしれない。
今日職場で話した女性に泣くほど笑わされた。
常に半ギレでツッコミが的確、私にも(様子を見ながら)ツッコんでくるし、マジメで、細かいことによく気が付く。言葉とキャラクターがぴったり合っていて、面白気持ちいい。関西弁の圧倒的勝利。(うらやましい…。)
あ~泣いた。おもしろかった。
百貨店の高級な化粧品売り場で、店員のお姉さんに試し塗りしてもらうのがとても好きだ。(今はマスクなので、なんとなく気後れが少なくて済む。)
パレット使いの達人によって、ほんの一瞬で自分の顔の上にグラデーションが描かれる。あっという間に仕上がってしまうから、もう少し一緒に居たい私は日頃の悩みを引っ張り出して聞く。
今日の私は商品を買った立派なお客さん。しかもお化粧でかわいい。堂々としていて大丈夫。
12/1(水)
教会のヌーンコンサートに行った。パイプオルガン。ピャーッて鳴ってた音が、クライマックスに
ビョンッビョンッビョーーーンッ!!!
と畳み掛けるから泣きそうになった。
パイプオルガンには、補助の人がスタンバイして、時々奏者の両側を飛び跳ねてボタンを押したり引いたりしてカッコよかった。
奏者の人が、「そこが見物です」って紹介するのよかった。
2人居るのがいい。あこがれ。
帰り道、ずっとヌーンヌーンヌーンと言って歩いた。
月替わりには心が混雑する。終わる安堵と、できなかった焦燥と、新しく始まる喜び。
それで昨夜はだらだらと過ごしてしまったんだな。
▼今日の品物
ライフプレミアムはちみつヨーグルト(169円)
なめらか・甘い・…甘い!
母の家で朝初めて食べた時大感動した。アピタに売ってるらしい。私の家の近くにはどっちもないから神戸に行った時に買えたら買う。いちばんおいしいヨーグルトだなーと思うけど、この前2つ買って、日々食べていたら、やっぱり甘いなと思った。
12/2(木)
先週のドラマ『スーパーリッチ』を見ながら号泣する。
赤楚くんのプロポーズ…尊い。
「わかってほしいんです。マモルさん(江口のりこ)が大事だってこと。大好きだってこと。マモルさんが1人で大変な目にあうことがないようにしたい」
その前の江口のりこ。
「指輪なんてなくても幸せになれる。男の人が女の人に指輪買わなあかんなんてことはない。もちろん指輪買ってくれるっていうのはうれしいよ。でもさ、もし結婚したいと思ってくれてるんやったら一緒になろう。指輪がなくても、貯金がなくても」
尊い。なんか結婚とか、プロポーズとか、指輪とかにまつわるもやもやしてたこと、全部言ってくれたって感じ。尊い。尊い人たち。尊い展開。これが尊いってことかーーーっ!!!号泣
その後の会社の危機と、漫画家のすごさ、少年漫画の神展開…。これが神展開ってことかーーーっ!!号泣
こうあってほしいのよ。リアルかどうかとかじゃなくてもう、夢をドラマで描いてほしいんだよ。それが見たいの。
あー浄化。超浄化。
今日は仕事で160人もの人たちと一気に一人ずつ話したから、いろいろと身と心を削り、無数のエネルギーをもらい、与えて、へとへとだった。ので、ドラマが天からのご褒美でした。
赤楚君…すごい。かわいい。
主題歌も好き。
▼今日の品物
シュトーレン ハーフサイズ(1080円)
ここ数年、毎年買って、家族や友達と分けたりお客さんに出したり、とにかくみんなで食べている。いつもフロインドリーブで、ブランドは間違いないみたいな信心で、しかし高級なり…と思いながら買ってきたけど、昨日行ったら「昨日(11/30)で売りきれました」。
おー!みんなすごい。お土地柄かな? 残念な気持ちで歩いていたら、フェアやってた。おー!いろんなシュトーレン集まってる。これはきっと新しいものに出会うチャンスだね🎄✨
うすーく切って、何日間もかけて、楽しみながら食べられるのがうれしい。さっそく半分こして(ハーフをさらにハーフに!)家族に送るよ~。
12/4(土)
▼今日の品物
ハッピーソックス雪だるま、ライオンちゃん(各800円)
こどもの靴下に800円?!
ええ、伯母さんにしかできないことですとも!!!!(。-`へ´-。)
子どもはすぐに大きくなってサイズが変わるから、服は誰かのお下がりを着せがちらしい。それはありがたいことだけど、特に好みのデザインではない場合もあったりなかったり。
でも、履いてる靴下がかわいかったらオシャレでオールオッケーなの。だから姉さんお願い🥺
……って妹に言われたら買うじゃん。
クリスマスプレゼントその1だよ~🎅
12/5(日)
▼今日の品物
松田青子『男の子になりたかった女の子になりたかった女の子』(1500円)
毎月その期間は、生理が始まるせいでうっとうしくてイライラしていたり、体調悪かったり、それによって機嫌が悪かったり、全方位的にムカついたりしている。
そのことについて、耐えたり、そのせいにはしないようにしようと志を高く持ったり、自分が何かそういうものに屈したようになるのはやめよう……
と思うことをやめた。今回から。つまり今。
なんで私が自分の生理を圧して、通常任務をこなしたり、何でもない顔をしていなきゃいけないんだ。
なんで私がこれ以上の負担を? と強く思ったから。
こんなに腹が痛いのに?
こんなに股の下からドロッとした何かが出る気持ち悪い感触を得ているのに?
こんなに汚れないようにと死ぬ気で気を付けているのに?
もはやめんどくさいから黒か紺色の服を着ているのに?
毎回どうしたってかさばるナプキンを買ってくるのも持っていくのも私なのに?当たり前のように自腹なのに?自分の趣味嗜好でも、選択した覚えもないのに?
はああああ?!?!?!
と思ったから、私は生理に伴う体調不良と全方位的殺意を我慢しないことにした。
すると、とどまることのなくなった殺意は増して私のものなのに手に負えなくなり、自覚した体調不良はさらに悪化した。
それでも私は自分の怒りを否定しないことに決めたのだ。
それが自分を大事にするってことだから。
我ながら別人のように激しく渦巻く殺意におののきながら、今だけ…今だけ…と必死になぐさめている。
そんな時に読むのにうってつけの本。
12/6(月)
教室で試験監督をした。
担当教科の先生(おじさん)が巡回にやって来たので、教卓の前の場所を譲ろうと私は椅子から立ち上がった。すると、「先生座ったままでいいから」とおじさん先生に制止された。
(「ありがとう!!!」)
私はお腹が痛かったのだった。自分を労るのをすぐに忘れて業務を優先させようと反射で立ってしまったけど、本当はお腹が痛いのだ。そんなことはおじさんは知るはずもないが、結果的に私は救われた気持ちになった。意味もなく立たせたりすることをよしとしないおじさんもいるんだ…。試験監督中のふるまいとして、「椅子に座るな」ということを求めてくる場所はあったけど、「座っていなさい」と言われたのは初めてだよ。ありがとう。おじさん。今度お礼を言いに行くね。
12/8(水)
妊婦さんの友達と話していたら、「手持ちぶさたで、なんか待ち時間みたいな感じ」と言っていた。
待ち時間かあ…!
それなんかよくわかるなあ!って思った。
自分の思うままにならないような感じ。
楽しみだけど(たぶん)不安もたくさんある。
すぐに動けなくて、ただ待つしかない。
わかる~。
そして、そんな時にこの「川でピクニック」はちょうどぴったりかも、と思った。
読むのも、書くのも。
ちょっとでいい。でも無いわけじゃない。
待つことって、ギリギリまで自分の時間のようだけどそうではない。病院も、誰かが家に来るとかも。私は待ち時間は苦手なんだな…と思っていたら、朝間違えて早く出勤してしまい、急に時間があいた。
待ち時間!
それで書いているよ。
さらに、この隙に履歴書アプリを発見したから、チチャッチャと入力した。もう手書きしなくてよい~。ニューワールド✨✨✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?