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子どもと登る百名山①~谷川岳(2022/11/03)

平日休みに子どもと登山

目指す場所は谷川岳(トマの耳とオキの耳)

どこまで登れるかチャレンジです

38ちゃん(9歳)と9ちゃん(7歳)と登ります

山情報

山名:谷川岳(たにがわだけ)

標高:1977m

場所:群馬県・新潟県

備考:トマの耳(1963m)とオキの耳(1977m)の2つの頂上をもつ双耳峰


登山記録

2022年11月02日(水)

時間:5時間4分

距離:6.5km

行程
天神平駅9:01〜(リフト)~天神峠駅9:13〜熊穴沢避難小屋9:58〜天神のザンゲ岩10:59〜肩の小屋10:03〜トマの耳11:36〜オキの耳12:04〜トマの耳12:20〜肩の小屋12:25~天神のザンゲ岩~熊穴沢避難小屋~天神平駅14:05

ちゃんと提出

ロープウェー乗り場で登山カードを提出し

ゴンドラに乗りこみます

平日ということもあり

ゴンドラ待ちはなし

新雪が降った後の

ゴンドラ待ちの風景とは違います

ゴンドラから見える紅葉に

38ちゃんと9ちゃんは大興奮

紅葉も終盤かな

天神平駅から天神峠駅まで

行きはリフトに乗車

(帰りは歩きました)

ぐんまちゃんとすれ違う

雲に隠れる頂上を目指し歩きはじめます

9ちゃんは「あのちょうじょうまでいけるの!?」と

ちょっぴり不安そうです

コンフォートゾーンから

ラーニングゾーンに入った感じでしょうか

親として

今回は頂上を目指すというよりは

2人がどこまで行けるか

様子を見ながら進みます

双峰は雲の中

38ちゃん(9歳)が先を進み

9ちゃん(7歳)が後を追います

11月ですが、気温も高く

登り始めてすぐに半袖になる2人

岩場&鎖場もあります

序盤は良いペースで進み

熊穴沢避難小屋に到着

ここは無人の避難小屋

熊穴沢避難小屋

「休憩しようかぁ~?」と声をかけるも、

「まだまだ余裕~」とそのまま進みます

でも、避難小屋の中が気になったのか

10mほど進んだところで後戻り

中を覗いて

2人で何やらつぶやき

歩を進めます

避難小屋を過ぎると、岩場や鎖場が多くあります

なぜか2人は、

岩場の方がペースが上がる

こんな岩場が続きます

岩場を一気に駆け上がり

平坦なところで

後ろを振り返る

トイカメラで写真を撮ったり

雲の形について

あれこれ話してみたり

楽しく楽しく

絶景が続きます

標高が高くなるにつれて

少しずつ風が出てきます

9ちゃんは風が大の苦手・・・

風が強くなるにつれて

不安そうな表情を見せる9ちゃん

38ちゃんその様子を察し、

元気飴&元気グミでパワーを与えます

38ちゃんは大好きな梅干しで常にご機嫌◎

雲の流れが速い

今回の登山

一番の元気の源は、

たくさんの人からの温かい声

「こんにちわぁ~!」

「おじちゃんも負けてられないなぁ~!」

「2人は何歳なの~?すごいねぇ~!」

「元気良いね~、おばちゃん達にも元気を分けてよ~!」

たくさんの人からの温かな言葉に

2人はパワーをもらっていました

声をかけてくれたたくさんの人に感謝×感謝です

肩ノ小屋に着いて

トイレ休憩&昼ごはん休憩

ここで2人に確認

「頂上を目指す?」

「行くでしょ~!!!」

双峰を目指します!

トマの耳にて

トマの耳に到着

360°の絶景が広がります

途中で出会った人たちに

「よくここまで登ってきたね~!」

「すごいね~!」

声をかけていただき

2人ともとっても嬉しそう

トイカメラで撮影中

続いて、

オキの耳へ

オキの耳を目指してラストスパート

進むにつれて

周囲が雲に覆われてくる

9ちゃんの表情が・・・

それでも2人で前に進みます

最後の登りは

38ちゃんが後ろから

9ちゃんをサポート

無事にオキの耳にも登頂

2人とも

がんばりましたっ!

山と天気の関係をその目で勉強中

帰りは

葉っぱクイズで盛り上がります

葉っぱを拾って

何に見えるか

当てっこ

イノシシに見える葉っぱ

季節を感じながら

2人のペースで

下山します

キレイな山並み

後半は9ちゃんが先に進み

ペースを作ります

視界も良くなり

風も収まって

コンフォートゾーンに戻ってくることができたのかな

双峰を振り返る

山頂駅が見えた途端

走り出す9ちゃん

良い後ろ姿です



10ちゃんは

10代の頃から

深雪を楽しむために

訪れてきた谷川岳

今回は

いつもと違った感覚を

感じることができました

山頂駅に到着

2人とも

ラーニングゾーンでは

小さな挑戦を続け

景色や会話を楽しみ

たくさんの人に助けられながら

進むことができました

9ちゃんは強風と視界不良でパニックゾーンに入りそうな時もあったけど

それを察した38ちゃんがナイスサポート

良い道程でした

帰りのロープウェーにて


38ちゃん(10歳)の目線

・頂上は寒かったけど、景色が良くなんまいも写真をとることができた。
・新潟県側は雲の中だったけど、群馬県側は雲がなかった。山に雲がぶつかっていた。
・頂上まで登ることができたので、ほかの山もたくさん登ってみたいと思った。

9ちゃん(7歳)の目線

・くさりをもってのぼったのがおもしろかった。
・かぜがつよくてとばされそうになった。ちょっとこわかった。
・ちょうじょうにはゆきがあった。
・おひるにたべたパンのふくろがぱんぱんになっていてはじけそうだった。

10ちゃんの目線

途中までは、頂上まで行けるとは思っていませんでした
(ザンゲ岩くらいまで行ければ十分と思っていました💦)
この日、同じ山を登っていたたくさんの人たちにパワーをもらった2人
帰りの車の中でも
「あのおばあちゃん何歳くらいなのかな?」
「(↑のおばあちゃん)今までどれくらい山を登ってきたんだろう」
「なんでみんなあいさつするのかなぁ~」
「走って登ってた人、すごかったよね~」
「次はどの山に登る?」
「家にある本で次の山を探そう」
こんな会話が続いていました
2人の成長を感じ
たくさんの人の温かさを感じ
自分の体力の衰えを感じ
良い登山でした

パパママポイント

① 四季を楽しめる山
 
今回は紅葉を満喫
 夏は高山植物が楽しめそう

② 最適なコース選択を
 
登山コースがいくつかあるので
 レベルに合わせたコース選択を
 
天神平駅から登山を開始することもできますが
 天神峠駅まで約200mをリフトで行くこともできます
 体調や天候を考慮しながら登山計画を
 
③ 岩場・鎖場あり
 
整備された登山道もありますが、
 急な岩場や鎖場もあります
 子どもから目を離さず
 必要なサポートを!
 濡れた岩は滑りやすいので
 特に注意です
 
④ 天気の急変に注意
 この日も肩の小屋から頂上付近からは
 急激に気温が下がり
 風が強く
 視界も悪い状態でした
 天候が良くても
 十分な装備をもって
 登りましょう

⑤ トイレは
 ベースプラザ(駐車場)、天神平駅、肩ノ小屋にあり

⑥ 星野リゾートさんが運営
 2022年、冬シーズンより星野リゾートさんが運営を引き継ぐ
 群馬県内での施設運営は初とのこと
 

個人的な見解です



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