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映画『不死身ラバーズ』最強無敵な好き!

5月10月より公開される映画「不死身ラバーズ」
この映画の試写会に参加してきました。

この映画は、高木ユーナさんによる漫画「不死身ラヴァーズ」(講談社「別冊少年マガジン」所載)に魅了された松居大悟監督が、10年にわたって構想を温め、切ない想いが交差する、真っ直ぐに『好き』が描かれているピュアラブストーリー。

私は松居大悟監督が大好きで、毎週ラジオを聴き、何かイベントがあれば馳せ参じています。
ラジオでの応募枠でいち早く映画の視聴ができ、最前列でがっつりと松居監督を崇めました。
質問コーナーでは真っ先に手をあげて、
質問:共同脚本(大野敏哉さん)ですが、どのような配分をしたのでしょうか?
監督:大野さんが大筋の脚本を書いてもらい、そこを映像化するにあたり、僕が削ったり、再構成しました。
※ざっくりいうとですが…

松居監督と司会の奥浜レイラさん


4月下旬に開催された渋谷のユーロスペースでの試写会
奥浜レイさんのとても深い考察に終始「へぇ~」と感心している松居監督

映画はマンガが原作ですが、その世界観をどのように松居監督が脚色しているのかも見どころです。
観ながら何度も頭の中で「え?え?え?」これってこういうこと?
と展開を勝手に想像してしまいますが、
最後には「そっか~、そういうこと」と着地します。
いい意味で裏切られるというか、楽しめます。
何よりも内容が、主人公の女の子がものすごい温度感で、
“”好き“”大連発するので、若い人向けの青春ラブストーリーかと
思われがちですが、
それなりに歳を重ねたわたしたち世代にも、
好きという気持ちで何かに対して一途に思いつづけていくことの大切さや、
奥底にしまい込んだ懐かしい好きという記憶が蘇って、
鑑賞後に好きな人に『好き』と素直に伝えたくなるんじゃないかしら?
私は物語の後半からどっぷりと主人公の気持になっていました。
いろんな自分の心の中にしまっている感情が呼び覚まされて、
最後は爽快な気分で「よっしゃー!」と叫びたくなりました。

松居監督の作品の中でわたしは一番!!好きな映画になりました。

きっと何度もりのとじゅんに会いたくなる映画です。

とってもオススメな映画です。


【あらすじ】
主人公の長谷部りの(見上愛さん)は、甲野じゅん(佐藤寛太さん)を運命の相手と信じて追いかけている。しかし、じゅんは両思いになると世界から消えてしまう。人生の中で何度も出会い、りのは彼に好きだと伝え、じゅんが消えることを繰り返しても、りのは諦めずに真っ直ぐに彼を好きだと思い続け……
それでも諦めないりののどこまでも真っすぐな「好き」が起こす奇跡の結末とは――。

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