死にながら生きるか。生きるために死ぬか。
ちょっと重たいタイトルですが。。。
私が二十代の頃。
結婚できたらいいなと思っていた男性がいまして。
その方は板前さんでしたので、将来は自分の店を持つはずだから私は必然的にそのお店の女将さんになるんだなーと。
やんわりそっちの方向に
未来の足先を向けていたのですね。
その時の私はと云うと
彼と知り合ったお店を辞めて
整体屋さんで働き始めた矢先でした。
人をサポートしたり喜んでもらったりするのが大好きな私にとって接客業は天職で、この流れの中で人生を歩もうと思っていました。
ふむ、彼との人生の方向性はズレてない。
大丈夫このまま結婚しても私はやっていける。
やっていける。
ダイジョウブよ
うん、いける。
本当に?
整体屋さんに勤め始めてから、本当に体が辛い、痛いとやってくる人が施術で元気になって帰っていく。
そんなお手伝いの日々を経て
人と接する、楽しい気持ちで帰っていただく以上に本当にこの人の辛い所をなんとかしてあげたいという気持ちの方が強いことを認識し始めた矢先に彼とのホスピタリティな意識の違いに気付かされてるイベントがありました。
相当、かなり相当悩みました。
このまま私、彼と結婚したら
死にながら生きるな。。。
でも、今彼と別れたら
死んじゃうよ。。。
(それぐらい好きでした)
どっちにしても死ぬのか。。。。
そうか。。。
そして別れを切り出しました。
突然のことで彼は驚きましたが
私の話を聞いて納得してくれました。
生きるために死ぬか。
死にながら生きるか?
どちらが正しいではなく
あなたが現状を理解した上で
どれを選ぶか
なんだろうなぁと。
この決断の方法って極端で万人受けしないかもですけど
本当に辛くて迷ってる時に、決断する一歩を踏み出す勇気を与えてくれると思うのですね。 また自分の置かれた現状を俯瞰して見る機会を与えてくれるとも思います。
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