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パ・リーグキャンプ情報まとめ②

こんにちは!かったーです!

評論家として日本ハムの国頭2軍キャンプに足を運んでいた藤川球児さんに対して、新庄ビッグボスが「ピッチャーに少しだけでいいから、球児君の脳みそを教えてくれない?」と指導を依頼しました。

これに対して藤川さんは「分かりました。僕が阪神時代にビッグボスに教えてもらったように」と快諾し日本ハムのブルペンで吉田輝星選手らに指導をおこないました。

藤川さんの指導を受けた吉田選手は素人目でも分かるぐらい縦振りのフォームに変わっていたので、一定の成果があったと思います。

吉田選手はストレートの質を追い求める中で藤川さんの指導を受けることができたのは非常に幸運だったと思います。

その吉田選手は「ストレートに対する考えがまだ甘いなと思ったので、これからずっと1軍で活躍する武器としてしっかり磨いていきたいです」とコメントしています。

今年こそは先発ローテに入る吉田選手の姿を楽しみにしています。


2月10日から柳田悠岐選手・松田宣浩選手・グラシアル選手の3人がA組キャンプに合流しました。

特に個人的に注目したいのが松田選手です。

藤本監督が「若い選手は声は出しているんやけど、選手に対しての声がないんですよね。『さあ行こう、さあ行こう』だけで。『何してるんや、おまえ』とか、叱咤(しった)激励したり、注意したりはない。マッチはいいプレーに対していいプレー、悪いプレーに対して悪いプレー、それがいいところですよね。」とコメントしており、松田選手の存在がいかに特別かを感じさせられます。

ソフトバンクといえば、多くの解説者・評論家の方が「キャンプでの活気がすごい!」と発言していたので、さすが王者は違うなあと思っていました。

その中での松田選手の役割の大きさが伝わってきたので、まだまだ長く活躍してほしい反面松田選手に変わる若い元気印が登場し、ソフトバンクの伝統を継いでいって欲しい気持ちもあります。

戦力面で考えても主力の高齢化が進んでいるように感じるので、世代交代を推し進める1年に今年はしてもらいたいですね。


則本昂大選手が2月9日にブルペン入りしキャンプ最多の150球を投げ込みました。

苦しいシーズンが続いていた則本選手ですが2021年は11勝を挙げ、復活の兆しを見せたシーズンとなりました。

そんな則本選手が今シーズンの目標に”200イニング・5完投”を掲げました。

則本選手には長いイニングを投げ抜くタフな投手という印象を個人的に持っており、この目標を達成して本当の意味での復活を果たしてもらいたいです。

今シーズンから従来の延長12回制に戻るということで則本選手は「早いイニングで降りれば中継ぎの負担も多くなる。去年は中継ぎがフルで頑張ってくれたので、今季は(疲労が)残っていないわけでないと思うので、あまり頼りすぎてはいけない。最低でも7回をしっかり投げ切れるように」とコメントしており、長いイニングを投げ抜くイニングイーター的な役割を務めるつもりです。

早川隆久選手・瀧中瞭太選手といった軸になりうる若い選手にまだまだ負けるわけにはいかない年齢だと思うので、エース級の活躍を期待しています。


ロッテのドラフト1位ルーキー松川虎生選手が2月11日のシート打撃に登場し、井口監督からの評価も日に日に高まってきています。

この日のシート打撃ではヒットにはならなかったものの、レフトへの大飛球を放ちました。

井口監督は「風がなければ、かなりいいところまでいっていたと思います」とコメントし、さらには「今の捕手陣の中では上の方ですから」と続けており、1軍の捕手争いに十分割って入る実力を井口監督が感じています。

高卒1年目の捕手が開幕1軍となれば2006年の炭谷銀仁朗選手以来ということになります。

このままアピールを続ければ十分可能性があることだと思うので今後も注目していきたいと思います。


山本由伸選手が2月11日に今キャンプ初めてブルペンに入りました。

山本選手は「去年、開幕で負けてしまった悔しさも忘れていない。ぜひリベンジしたい。徐々に試合レベルまで持っていけるように」とコメントしており、開幕戦を想定している様子がうかがえます。

昨シーズンの山本選手は優勝したオリックスのエースとしてフル回転し、さらには東京オリンピック・日本シリーズでも活躍したということで、12球団最多の年間3290球を投じました。

中嶋監督は「俺、まだ(開幕投手を)言ってないよ」とコメントしており、疲労をしっかりと考慮して状態によっては開幕ローテからは外すこともありえるのかなあと感じられます。

オリンピックも含めて、11月末までフル回転した後のシーズンなので、じっくり調整する形でも良いのかなあと個人的には思っています。

1ヶ月ほど遅れたとしてもその後にフル回転してくれればそれで十分15勝できるスペックはあると思います。

無茶だけはしないでしっかりと調整してもらいたいですね。


2月12日に西武のドラフト1位隅田知一郎選手・ドラフト2位佐藤隼輔選手がシート打撃に初登板しました。

隅田選手はドラフト3位古賀悠斗選手・岸潤一郎選手・渡部健人選手から直球で三振を奪い、佐藤選手も森友哉選手から三振を奪うなど良いアピールをすることができました。

今年の西武は髙橋光成選手・松本航選手・今井達也選手に加えて隅田選手・佐藤選手といった若い選手が控えているので、”投手王国”になり得る状態だと思っています。

野手陣を中心に課題はあると思いますが、この投手陣にはワクワクさせられるので、上手くハマれば上位進出も十分あり得るでしょう。




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