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【最終報告書】休職を乗り越えた体験のサービス化

2023年6月から半年間の実験期間が終わりました!

アタラボ3期のみなさん、自主企画応援制度で一緒に走ってくれた、こみやさおりさん、Ayaさん、Kudoさん、井上さん、ハリーさん、ななさん、本当にありがとうございます♪

1人の力じゃ絶対にここまで活動できなかったし、実験も途中で投げ出してただろうなって思います。


というわけで、報告です!!

自主企画応援制度にも、選出していただき、「キャリア資産診断」も行ってきましたので、そのまとめも、お伝えしていきます。




結果から


「人生の苦しいことを乗り越えた経験を活かして、収益をあげることができるのか」
をテーマに実験してきましたが、僕が考える結果は、、、

(半年間では)収益化はできませんでした。
なので、実験は失敗・・・なんてことはありません!!!

この実験をとして得られたことは、収益以上のものでした(強がりもありますが、本心です)。
前向きに生きる姿勢と、幸福度は確実に半年前に比べると高くなったと感じてます。

一番身近で僕を見ていた妻にも聞いてみました?

「最近の僕と、半年くらい前の僕と比べてどう??」

「穏やかになったし、活動的でイキイキするようになったよね。子供たちに、声を荒げることもなくなったしね」

(少し前は、どこからか来るストレスに負けて、子供たちのケンカの声や鳴き声とかに更にイライラして、声を大きく怒る時がちょいちょいありました。)


では、この結果の根拠をこれから説明していきます。
と、、その前に軽く実験のおさらいからさせてもらいますね。

詳細は最初の実験計画書に書かれているので、ここではサラッといきますね


◆実験の目的と背景

【目的】

体験にはメチャクチャ価値が詰まっていると思う。それが埋もれちゃう世界線ってモッタイナイでしょ!?

埋もれないようにするためにも、収益化出来たら、モチベーション続いて、良い経験があふれるようになるんじゃない!?

っていうのが、大きな目的で、

僕の「休職を乗り越えた経験」って、どれくらいの価値があるの?収益あげられるの?収益化できたら嬉しいな

っていうのを、確認するっていうのが、個人的な目的でした。


【背景】

3回、休職経験をしてるわけですが、若干、コンプレックスになっているんですよね。

「休職して、出世レースから外れた」
「メンタル弱い人って、見られてるだろうな」

みたいな感じで、ネガティブに捉えてしまっているところもあるんです。

とはいえ、この経験があったら、僕は「自分らしさ」っていうのを心の底から感じることができたんですよね。

この経験はきっと他の人にも役立つだろうっていう、何となくの想いはあったので、『実際にどうなの?求められているものなの?』っていうのを実験したいなって思ってたんです。

あと、2年前に3回目の休職から復帰したんですが、その時に決意したのは、「2年間で働き方を変える!!」だったんです。
なので、この企画はピッタリでした。

◆実験計画当初のスケジュール

実験を始めた時の計画を立てたスケジュールです。

7月:自分の経験をPPTにまとめる。
   Lancersのパッケージ&MENTAで出品
8月:Peatixで無料セミナー
9月:結果を元に、改善策(できれば研究員メンバーとブレストとか意見交換したい)
10月:改善をもとに次の施策
11月:まとめ

そんで実際の行動を月ごとに一言で言うと

6月:研究計画書作成
7月:サービス内容検討
8月:Lancersのパッケージ作成
9月:ストアカ登録。ココナラ挑戦しようとして挫折
10月:MENTA登録。復職にむけた無料相談
11月:アイコン修正。コーチングセッションを受講
12月:LOY10th参加。本業やら、家庭やらが大変・・・

こんな感じです。

◆この半年間の活動

半年間の活動をもう少し振り返ると、、

予定通りできたこと

  • Lancersのパッケージ出品(計画通り)

  • MENTAのパッケージ出品(計画通り)

  • アタラボ3期生内で、無料相談

  • X(Twitter)での発信

トライできなかったこと

  • Peatixでのセミナー

  • 改善策と次の施策

計画外で新しくできたこと

  • Xの繋がりから、せら課長と植松努さんの講演会に参加

  • コーチングセッションを受けてみる

  • LOY10thに参加してみる

  • (ちょっとだけだけど)ストアカデビューの準備

  • 副業やってる人の集まりに参加してみる

  • Xのスペースでメンタルについて話す

という感じです。

Xのスペースは、アーカイブもあるので、良ければお聞きくださいませ~♪

自分なりには、計画通り進まなかったところは多いけど、自主企画を中心に「何ができるかな?」って考えて、たくさんのことに挑戦できた半年だったなって思います。

実験を始めた時、個別相談くらいなら、数件くらいなら受注できて、その実績をもとに、Peatixとかでセミナーしようと思ってましたが、考えが甘すぎました・・・。

実績がない状態での0→1の難しさを痛感しましたね。

「新しいことを初めて収益化狙うなら、相応の覚悟が必要」っていうのは一つの教訓になりました。
最近は、Lancersでライティングや資料作成など受注できていたので、甘くみてました。これは実績があるからこそだったんだなと。。

ちなみに、Lancersのパッケージは、コチラ

MENTAの方はこちら


こんな感じで、サービス出してましたが、ぜんぜん、無料でも相談に乗ります、Xとかで気軽に声かけてくださいませ~。

◆実験結果|自分が感じたこと

実験結果や、考察などは、

の記事でも紹介されてる、3つの視点でまとめていこうと思います。

視点その1:自分にとって新しい働き方につながったか?

確実に、新しい働き方につながりました布石にはなりました。


アタラボに応募した時のアンケートを振り返りますね。
アンケートにはこんな質問がありました。

「Q. あなたが目指す生き方・働き方と、その理由を教えてください」

の質問にはこう答えてました。

本業で安定かつ、会社組織の利点を生かして、企業だからやりやすいことに挑戦し、副業では、更に自分が挑戦したいこと、楽しめる事、稼げることをでチャンスを増やす働き方が良い。家族を大切にしたいので、楽しく働きつつ、家族も幸せにできる生き方が理想。 その理由は、過労、パワハラ、父親育児鬱で、3回休職を経験した。その根底にあったのは、出世したいや、多少無理をしてでも、チームや会社のために!という思いが強かったところがある。もう体調を崩すことはしたくないけど、楽しく働きたいし、役立つ仕事をしてワクワクしたいし、稼いである程度自由に旅行なども行きたい。ある意味、都合の良い働き方をしていきたいと思っているから。

副業で、挑戦したいこと、楽しめること、稼げることでチャンスを増やす。この実践ができたと思ってます。「稼げる」には到達しませんでしたが、きっと稼ぎにつなげることはできると思ってます。(今後も、改善繰り返して継続する予定です)

本業でも、大きな変化がありました。6月にPLがメンタル不調で体調を崩して、4ヵ月ほど休職。PL不在のなか、役割を分担したり、業務を効率よく実施したり、僕が行う業務も一つレベルが高いものになりました。

一層、前向きに取り込み、まわりを巻き込んでいかないと、やりきれない仕事。それに対応して、やり切っていく中で、韓国の顧客への営業という新しい仕事も経験させてもらって、企業だから楽しめる仕事にも、本心で楽しめるようになりました。


なので、副業としてやりたいことに挑戦しながら、本業をやるというのは、僕にとっては、新しい働き方でした。


でも、11月、12月は本業と家庭(妻が足骨折。家族でアデノウイルス感染)が忙しくなってしまったので、自主企画の時間がとれませんでした。。

副業で結果を出していくには、本業がある程度落ち着いてる必要があるのは、かなり大切なことで、僕にとっては、前提条件といえます。
本業を早く切り上げる工夫は必要ですね。
(中には、寝ずに副業する人もいるみたいですが、体調崩しても本末転倒なので)


◆客観的なデータ(数値から)

視点その2:数字化/見える化はできないか?

ここでは、
・ランサーズパッケージのアナリティクスの結果
・MENTAのアナリティクスの結果
・プロテアの結果

の数値から見ていきます。


〇ランサーズパッケージ

ランサーズパッケージのアナリティクスの結果

90日分しかさかのぼれないので、直近90日です。

表示数、閲覧数ともに、全く収益につながらないっていう数字じゃないと思ってます。
閲覧数が10人くらいいけば、1人の依頼が来るとどこかで聞いた記憶もあるので、あともう少しだったのかなと思ってます。

あとは、閲覧してくれた人が、サービス購入までいってくれる、パッケージ内容にしていく必要もあるんだろうなと。


〇MENTAのプラン

MENTAのアナリティクスの結果

MENTAも同様ですね。
アクセス数はあるものの、契約にはつながらずでしたね。

こちらも、横ばいなので、右肩上がりになるように、サービスプランのアップデートは必要なんだろうなと思います。

〇プロテア
自主企画応援制度の取り組みで毎月キャリア資産を診断していました。

1か月ごとに診断してましたので、まずはその結果です。


7月~10月の診断結果

11月、12月の診断結果


これだと、わからんなぁって思ったので、グラフにしてみました。

それぞれの資産を月ごとの変化で

【生産資産】
インサイトスキルは、ほぼ満点なので、得意なんですよね。
プロジェクトマネジメントと、ビジネススキルは同じような動きしてるのは、発見でした。
今の仕事は、プロジェクトマネジメントが主な仕事なので、ビジネススキルと関連が深いのかもしれないです。
コミュニケーションスキルもなんとなく動きは似てるのも、関連が深いのかもしれませんね。


【活力資産】
全体的に月を重ねるごとに右肩上がりになっています。
今回の、実験にも通ずる結果だと思ってます。
今までの働き方はサラリーマンとして、上司から与えられた仕事を達成することが多かったと感じてます(とはいえ、仕事に対して受け身という事でもないですが)
自己納得感や、精神的健康が上がったのは、活力がみなぎって、ワクワクして生活できてたからだと思いますね。
「ワクワクして活力がある感じがする」というのは妻からも言われましたしね。

身体的健康は、改善しないとなと思いつつ、後回しになっちゃうのは良くないですね。

ここから、言えるのは、『やりたいことを本気で取り組むと、活力があがる』ってことだと思います。これは、やっている時間だけじゃなくて、生活や他の仕事に対しても広がる効果です。
生活や多くの時間に波及すれば、幸福度アップにつながると言えるのではないでしょうか。

【変身資産】
変身資産は、「どういう環境に身を置いたか」「どういう人達と会ったか」に関係するのかもしれないなと思いました。
というのも、7月はアタラボが始まり、10月以降は、積極的に仕事以外の人たちと関わることを意識してました。そのためか、コミュニティとネットワークは比較的高いんですよね。
アイデンティティが12月に下がってるのは、本業と家庭(妻が足の骨を折ってしまったり、アデノウイルスにやられたり)で、外部に目をむけることが減ったからかもしれないですね。


◆気づいたことや感じたこと


視点その3:運転席に座ってみて / 座ろうとして変わったことは?

自分の好きなこと・興味のあることで、収益化することを目標にしてきましたが、この目標があるとないとでは行動が全然違いました。

例えば、、、

  • パッケージを出してみよう!
     → 閲覧数増えないから、アイキャッチ変えよう!

  • 無料モニターを呼びかけてみよう
     → やってみたけど、難しかった。自分でもコーチング受けてみよう!

  • 人との出会いを大切にして、仕事のチャンスを増やそう!

  • やってみて上手くいかない、悩むところは、経験者に聞いてみよう!

っていう感じで、気持ちが全然違うんですよね。

サラリーマンとしての仕事をしてるだけだったら、こんなに積極的なれないですね。
「どうやって、この仕事を終わらせるか」「予定通りリリースするにはどうすればいいんだろう」っていう、感じで、どうしても発想の自由度が限られちゃうんです。
この自主企画では、もっと柔軟に考えを広げられたのは、楽しい経験でした。


あと、積極的に、自分の休職のことも、なぜこの実験をやりたいかの想いも話していくことも変化があった行動です。
話をすると、「それ、絶対にいいよ!」とか、「これやってみたら!?」「応援してる」って背中をドンドン押してくれるんです。

もちろん、世の中にはこんな人たちだけじゃないのはわかってます。でも、そういう人たちを見つけて、出会って、その人たちに話せば、大変だった過去も経験も吹っ飛ぶ気がします。
吹っ飛ぶどころか、武器になって戻ってくる気が強まるんです。

半年前に比べると、「3回の休職経験」の恥ずかしさは減り、個性として受け止められるのが強くなりました。

今振り返ると、これが今回の実験で得られた、もっとも大切な感覚のような気がします。

今後の活動

この半年では収益化まで、できませんでしたが、きっと収益化につながると思っているし、何より、体験って価値があって人を勇気づけるものだと感じるんです。

具体的なエピソードを2つほど紹介します。

LOY10thに参加したとき、話をしたIさんも、僕と一緒で、副業としてLancersを使っているとのこと。で、もう少し話を聞くと、「本業はマネージメントが多い。でも、本当は製作がしたい」「わからないことでも、マネージメントしないといけないのも大変だし、日中は打ち合わせが多くて、自分の仕事進まないし・・」みたいな感じでした。

感想は、『メチャクチャその気持ちわかる!!』僕も似ているところがある!!って感じで、お互いに励まし合うことができました。
なので、苦労している体験って、共感を生むし、癒やしもくれるし、力も与えてくれるなって思ってます。


もう一つのエピソードは、Xの仲間と忘年会に行った時のこと。Hさんが突如発したのは、「12月で今の仕事辞めることにしました」「タスクを始めた時、終わった時、細かすぎる報告やら、監視されているような感じで、限界です。1年耐えたけど、辞めて、別のことする!」
Xの仲間たちも、苦労をしてきたメンバーが多いんです。なので、ここでも励まし合ったり、頑張ってきたことを労うような素敵な空間が生まれたんです。

だから、大変な経験をしたことって、ドンドン言った方がいいなって思うんです。
自分も、まわりのメンバーも、元気になりますからね。

【やりたいことの具体案】

半年間ではやりきれなかったことが多いですし、やってくる中で、「もっとこうしたい!」「トライアルしたらどうなるかな?」なんて考えがドンドンでてくるわけです。

パッケージなどのサービスはブラシュアップしたいし、もっと、X上でもたくさん発信したり、無料でのモニターをどんどん募集して練習&実績を積み上げていきたいし、沖縄の壁打ちやさんのキムカツさんにも相談してみたいなって思ってます。

なので、できることはまだまだたくさんある気がするので、まだ続けます!!


まとめ

まとまりのない、長文を読んでいただいた方、本当に感謝です。

最後にまとめると、、、
結果としては、僕の半年間の活動では、「収益化」には至りませんでした。
まだまだ、新しい働き方を手に入れるには道半ばという感じです。

ですが、(言い訳っぽく、正当化しているような感じですが)収益を得る以上に、得られたものはありました。

  • 自分でやりたいことをやって、運転席に座って、自分でハンドル握ると、活力が高まって、幸福度が上がる

  • 苦しかったり、大変だった体験も、恥ずかしがらずに話すと、背中を押してくれて、プラスに変わる

  • やっぱり大変な体験って、素晴らしい!共感・勇気・力をくれる!

なので、新しい働き方手に入れるための、大きな前進となったのも間違いないです。

最後に、この自主企画にここまで取り組めたものも、自主企画応援制度で一緒に活動をしてきてくれた、こみやさおりさん、Ayaさん、Kudoさん、井上さん。自主企画応援制度の運営をしてくれた、ななさん、harryさん。3期からの参加にも関わらず、交流してくれたアタラボ3期のみなさん。のおかげです。

これから、交流続けていきましょう!!



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