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僕はどこまでフルマラソンの身体になれただろうか?

11月23日の福知山マラソンまで、あと3日。
早いものです。
天気が悪いのがとにかく心配ですね。暑さに強く寒さ(雨)に弱いタイプなので。

さて、いつを起点にしていいかわかりませんが、この福知山マラソンを一つのゴールに定めて練習を重ねてきました。

本当は、もう少しコマメに更新すればよいのですが、1月に1回とかになってしまうので、ただただ練習内容を羅列するだけになってしまいます。
それでも備忘録にはなるのですが。

本当は、この間思ったことをつらつらと書きたい。稲盛和夫さんの著書を改めて読んで心を打たれた話とか。
そんな、ランナーである前に「市民」である市民ランナー(東京23区とか町村に住んでいる人も市民?)が走りながら考えたことをツラツラと書くエッセーみたいなのにも憧れるわけですが、圧倒的に「マメさ」が足りない(笑)

ということで、今回も走ってきたことを書きます。
前回は、ハーフマラソンと10000mのレースを「流れの中で」走り、嬉しいことに2戦とも理想に近い内容だったことを書きました。

その時点で福知山マラソンまで約6週間前だったので、ここからのテーマはとにかく「フルマラソンの身体」にすること。
実践に近い練習をできる限り重ねることを大切にしてきました。

で、ここで「本番ペースでの30km走」という練習を思いつく方も多いと思いますが…
僕は「基準にすべきは距離でなく時間」だと確信しています。

これはもちろん、専門書の受け売り文句ではあるのですが、自分自身の体験として「レースペースで30km走ると、必要以上の疲労が残ってしまう」という感覚がずっとありました。(もちろん、同じことしても全然平気なタフな人も大勢います。)

30km走というのは、2時間一桁で走る実業団選手が3’00”/kmに近いペースで走った場合に適用されるものだと思っています。
おそらくこの練習を参考にするのであれば、採用するのは「30km」という距離ではなく、「90分」という時間ではないかと思います。
つまり、3'30”/kmであれば約26km、4'00"/kmなら約23km、4'30"/kmなら20kmあたりが妥当な(練習効果を得ながら必要以上に疲労をためない)距離なのではないでしょうか。

ということで、僕は残り6週間のうち前半の3週間で、この本番に近いペースで90分近く走る練習を入れようと考えました。
期間や疲労具合を踏まえると、3回が限度。1回1回を大切にせねば。

で、その1回目ということで10月22日(土)に服部緑地の練習会に参加。
あえて3'40"/kmペースのBチームで15kmまでいって、その後にペースアップするイメージで参加。
しかし、10kmを過ぎたあたりからお腹の感じが怪しくなり、なんとか意地で15kmまではいったものの、そのままトイレに駆け込み、ゾンビみたいにゲッソリとなって終了。

不覚。
その前日にこってりラーメンを食べすぎたせいかもしれない。
大切な3回中の1回を落としてしまった。
本当は、ゆっくり長め→速く短め→やや速く長め みたく変化をつけようと思っていましたが、予定変更が必須となりました。

翌日10月23日(日)
京都府民総体で3000m(成人の部)に出場
記録は9分16秒(ラスト1000mが2分59秒)
ラスト勝負に持ち込めば勝てるだろうと、柄にもないことを考え、しっかりラスト勝負に負けて2位。身の程を知りました。

悔しさと反省の気持ちを込めて西京極から宇治木幡の自宅まで約17kmを走って帰宅。まぁ、短いスピード練習+やや長いjogということで。

10月27日(木)
次こそは落とすわけには行かないと、仕事終わりの太陽が丘陸上競技場にて90分走(≒26km走)を実施。
全部自分で決めた設定のくせに、仕事中もなんだか緊張している自分がいて、「一体何をしているんだ?」と思った節もありましたが、ポイント練習に緊張感を持って挑むのは大切なことですね。

結果、最初はペースは安定せずに、3’33"かかったと思えば次の1kmは3'28"のような感じでしたが、徐々にペースは安定し、ラスト8kmくらいは3'26"あたりで刻むことができました。

なんとか、前回の失敗をある程度挽回できましたが、ずっと1人だったので思ったあとで「きちぃ」と呟くほどでした(笑)

10月30日(日)
約31kmロングjog 平均4'47"/kmペース
2時間28分ほどかかったので、こちらは「本番と同じくらいの時間」走る練習。

11月2日(水)
ちょうど福知山マラソンの3週間前。
最後の距離走!
1回目の失敗を受けて、あえて2回めと同じペース(設定)・同じ距離・同じシューズ(初代メタスピードスカイ)
前回と違ってペースは最初からある程度安定していましたが、3'27"/km平均と序盤にしてはやや速い。「それで最後まで大丈夫か?」という不安もありましたが、最後のMAX追い込み練習ということでそのままのペースを維持。
そうなると歯止めがかからなくなり、最後の5kmは3'19"/kmあたりで粘る。

ちょっとやりすぎたのか、脚が軽く攣ってラストは維持するのでいっぱいでした。
必要以上に疲労をためないために26kmにしているのに、これが吉と出るか凶と出るか?

やはり、かなり疲れを溜め込んだので、この週末は土曜日に伴走練習でそこそこの距離を走ったこともあり、日曜のロングjogはお休み。

11月7日(水)
楽天市場の10%オフクーポンに釣られて買ったメタスピードスカイプラスを試すことも兼ねて、河川敷で1km×10本を実施。
久々のスピード練習で呼吸はきつかったものの、シューズのおかげもあったのか脚はしっかり動き、3'10"/kmの設定はクリア(もちろん設定も全部自分で決めているんですけどね笑)

10月13日(日)
関西実業団対抗駅伝競走大会(龍神駅伝)
5区16.0km 54分07秒(区間9位)

この駅伝だけで超長い記事が書けるので、今回は割愛しますが、マラソン練習をしてきたから何とか走れたなというコースでした。

11月15日 最後のロングjog

11月19日 調整の400m×12本(設定76秒)

という形で、本番を迎えようとしています。
当然かも知れませんが、まだ脚が重いです。

目標を公言することはしませんが、出場者は強豪揃いとのこと。
タイムか、順位か、そのどちらかが一方でも満足できるものであればよしとします。

僕はどこまでフルマラソンの身体になれたのでしょうか?
それは11月23日、30km以降にはっきりすることでしょう。
あとは、余計なことをせずにいつもどおり。
この歳で、仕事でもないところで(つまり別に失敗してもいいことで)ここまでドキドキ・ワクワクできる幸せに思います。

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