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13章 日本企業の強み  155. 日本企業におけるマーケティングの必要性


  • マーケティングは市場が飽和したときにこそ役に立つ考え方。

  • 論理、英語と合わせてマーケティングはすでに世界の共通言語となっている。

  • 唯一いま克服すべき、気付かなければならない日本の弱みはマーケティングだけ。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、イノベーションの誤解、というテーマについて述べた。

今回は、日本企業におけるマーケティングの必要性、というテーマについて述べたい。

日本企業の克服すべき弱みとして挙げなければならないのは、やはりマーケティングである。なぜ本稿を書いているかといえば、日本式マーケティングを日本の製造業に広めることが必要だと考えているから。

なんとかして日本の、日本人の、日本企業の海外進出のチャンスを拡大していきたい。日本の様々な強みを最大限に活かすためにも日本式マーケティングの考え方をひとりでも多くの日本人に、一社でも多くの日本企業に知ってもらいたい。

なぜいまになって日本企業にマーケティングが必要になったのかあらためて見てみよう。

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