12章 日本人の強み 139. おもてなしは「ホスピタリティ+20%」
日本人には他人を慮るコミュニケーションが当然の能力として備わっている。
ホスピタリティ:ゲストを迎える際にホストが相手の期待する100%の歓待をすること。
おもてなし:対価を求めず相手のことを慮り、相手が期待する120%の歓待をすること。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、日本人の『微』の力、というテーマについて述べた。
今回は、おもてなしは「ホスピタリティ+20%」、というテーマについて述べたい。
前回、日本人の強みである『微』の説明のなかで、日本の「おもてなし文化」について触れた。今回は、このおもてなし、についてもう少し説明を加えたいと思う。
日本人は他人の心の機微を捉えて理解する。心を読む、空気を読む、行間・文脈を読むといった表現があるとおり、日本人は目に見えないものを捉える力をもっている。
ちょっとした仕草や言い回し、声のトーンなどを敏感に感じ取って、相手がどのような感情をもっているのか、相手の気持ちにどのような変化があるのか、沈黙がなにを意味するのかなどを読み取ろうと心がけている。
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