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【教えてください】手を使わずに電話をかける方法

1.リハビリテーションの幕開け

こちらのnoteにも書いた通り、3月に家族が命に関わる大怪我をしました。

実は怪我をした家族というのは、私の70代の母親です。
3月の事故の直後には、「母が大怪我をして歩けない」という現実に対して自分の気持ちが整理できず、客観的な距離感で表現するのが精一杯でした。
手術から約1か月が経過し、私たち家族の気持ちもだいぶ落ち着き、現実を少しずつ受け入れつつあります。

おかげさまで、母は手術後、集中治療室(ICU)→ HCU(高度治療室)→ 一般病棟と順調に状態が良くなっていきました。
手術を受け、命を救っていただいた急性期病院を4月1日に退院、そのままリハビリテーション専門の病院に転院できました。

診断は「頸髄損傷」。四肢の麻痺は残っています。
最初に入院した病院が、もっと適切な治療をしてくれていたら。
麻痺になる部分がもっと少なかったのではないかと、今でも悔やまれます。

さて、リハビリテーション病院に入院して約3週間が経過し、おかげさまで左手はじゃんけんができるくらいまで回復しました。
右手は少し握れるくらいで、両脚はしびれがあり、指先を少し動かせる程度です。
本日現在もベッドでの生活で、自分では寝返りが出来ないため、床ずれを防ぐために3時間おきに体位変換をしてもらっています。
 
手術後の首の痛みや、身体中の打撲については痛みが取れたようです。
病院でのリモート面会で久しぶりに話をすると、以前よりも元気に会話ができるようになった様子でした。

毎日、何時間もリハビリテーションに励んでいるようで、本当にえらいなぁと思います。
さみしがり屋の母ですが、本当によく頑張ってくれていると思います。

2.コロナ対策下での「面会」

お世話になっているリハビリテーション病院では、パソコンのオンライン会議システムを用いた「リモート面会」のサービスがあります。
2週間に1回、15分間の面会が可能です。

新型コロナ予防対策で、本人との病室での面会ができないため、病院に出向いて、現地の機器を用いたリモート面会が行われます。
限られた回数であっても、お互いに顔を見て話せるのは本当にありがたいことだと思います。

ただ、少し贅沢を言えば、自宅からZoomやLINEなどのビデオ通話が可能なシステムを用いた面会も可能だと思います。
推測ですが、病院側でサービスとして提供するだけの人手が割けないので、現在の形を取られているのだろうと思います。

そして、2週間に1回と決められているので、頻度が増やせません。
もっと話をしたい家族としては、悩ましいところです。

入院している病院では、病室(4人部屋)の外では携帯電話での会話が可能と聞きました。
看護師さんに病室外に車椅子で連れ出してもらい、自分で電話が掛けられれば、毎日でも話せるようになります。

しかし、上記のとおり指が十分に動かせる状態にはありません。
看護師さんに相談すると、「携帯電話(スマホ)の操作はまだ無理ですね」との見解でした。
もし、看護師さんが代わりに電話をかけてくれれば、ハンズフリーで話せるようになるのですが、そこまで頼むことは難しいようです。

さて、どうしたら良いでしょう。

3.みなさんのお知恵をお借りしたいこと

上記のように、手を使わずに電話をかけられる方法はないものか、調べてみました。
しかし、なかなか良い案にめぐり合えません。

リハビリが順調に進み、しっかりとボタンを押し、操作ができるようになるまでは、まだしばらく日数がかかりそうです。
その間も、リモート面会で画面越しに顔を見て励ますことができるのは、2週間に1回です。

そこで、このnoteを読まれた方にお知恵をお借りしたいのですが、「手を使わずに電話をかける方法」について、実現可能な機器やサービス等がありましたら、教えていただけますでしょうか。

今のところ、私が1人ブレストで思いついた解決法は次のようなものになりますが、いずれもまだ妙案とは言えない段階です。

・母のスマホはAndroidなので、「OK Google」を使って電話がかけられる?
・ボタンの大きなキッズケータイだった、ボタンを1個押すだけで電話がかけられるのでは?
・手を使わずにかけられる電話や機械が販売されている?

もし、「こんな方法があるよ」「これを使ってみて良かったよ」という方がいらっしゃいましたら、このnoteへのコメント、または私のTwitterへのDMやリプでも結構ですので、アドバイスをいただけますと大変ありがたいです。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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