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【入社エントリ】未来の日本産業、サステナビリティ業界のためにゼロボードを選んだ5つの理由

初めまして!ゼロボードに4月1日から入社しました出戸 克尚(でと かつひさ)です。ゼロボードでは、事業戦略構築(新規事業立ち上げなど)などで貢献していきたいと考えています。
この記事では、なぜ僕がサステナビリティ業界を選び、最終的にゼロボードへの入社を決めたのかを残したいと思います。


1. そもそもなぜ、サステナビリティ業界?

僕は、幼少期から環境問題に関心を持ち、グローバルで環境問題をビジネス・テクノロジーの力で解決できる人材になりたいと思い、これまで様々な経験をさせてもらいました。

これまでの経歴

📝学校系

🌱小学校:環境教育で環境問題に関心
☘️高校 :父がFIT制度で太陽光発電を始め、環境問題をテクノロジーで解決することに興味
🍀大学 :海外短期プログラムを複数経験。環境問題解決には、グローバル人材になる必要性を痛感
🌲大学院:トビタテ!留学JAPANを利用し、環境先進国のドイツ・スペインで留学・インターン。大学院でエネルギーシステム×AIの研究
🎓環境エネルギー工学(修士号)

💼仕事系

⚡️Energy Tech🇩🇪🇯🇵:マーケ、バックオフィス、BIツール開発。
🕵️‍♂️外資VC🇯🇵:国内外スタートアップのソーシング。
📳IoTセンサー🇪🇸:IoTセンサーのCFP算定。
🐸生物多様性BigData🇯🇵:Bizサイドの立ち上げ、パートナー戦略構築、資金調達。
💻ESG情報開示SaaS🇯🇵:支店立ち上げ、ESGデータ・情報整備
🚀ゼロボード:事業戦略構築(4月に新規ジョイン!)

僕は、幼少期から自然豊かで、環境教育が盛んな小学校で育ちました。(2010年くらいから地球温暖化を学び、省エネ推進として小学校では晴れた日には教室の電気を消す、など。)
その影響もあって、環境問題を解決して良い社会を未来の世代のために作りたい。それが僕の夢でした。
では、実際どのように環境問題を解決することができるのか。環境問題の解決方法は、ビル・ゲイツも言っていますが、下記の2択です。

  • 政治で解決する

  • テクノロジー・ビジネスで解決する

(気候変動問題の背景、Climate Techの事業アイデアも得られるのでオススメです)

そこで僕は、上記2つ目の方法であるテクノロジー・ビジネスで解決することを軸に決めました。
しかし、環境問題と言っても、気候変動だけではなく生物多様性の問題を含め、サステナビリティ全般の改善や進化に取り組むことが重要と考えるようになりました。

そこで最終的に、自分のキャリアのゴールを下記に定めます。


「サステナビリティ業界の日本発グローバル企業のプロ経営者になる。そして、世界のサステナビリティを推進し、日本の次世代産業の柱にする。

なぜ起業家じゃなくてプロ経営者?と聞かれることも多いのですが、その詳細は別途noteにまとめたいと思います。
サステナビリティ業界のグローバル企業のプロ経営者になるためには、サステナビリティの海外市場に挑み、自分と違うバックグラウンドを持つ人々が集まる大きな組織で働くことが、キャリアのステップアップの観点から重要と考えていました。
その観点で複数社を受け、最終的にゼロボードに入社することを決めました。

2.ゼロボードを選んだ5つの理由

1. 創業期から見ていたゼロボードの爆速成長

僕が4年ほど前からインターンしていたEnergy Tech業界でも、ゼロボードのことは創業期から有名だったと思います。そのため創業期からゼロボードのことは知っていました。
そしてより深く関心を持ったのは、以前自分がVCであるPlug and Play Japan(略:PnPJ)でインターンをしていた時のこと。そのインターン中にPnPJ主催アクセラプログラムでゼロボードがエネルギーセクターの分野で表彰を受けていたからです。
そして実際、事業内容・創業チームを自分でも確認すると、「世界でも勝負できるスタートアップだ」と分かりました。

その後もゼロボードの快進撃を遠くから見ていたのですが、特に衝撃だったのはシリーズAの資金調達。
Valuation・調達額・投資家すべて並外れており、日本を代表する会社になる可能性を再認識します。

2. ミッションやCEO渡慶次さんの考えへの共感

その後、様々なインターン・業務委託を経験し、大学院卒業の4ヶ月前に就活開始します。(遅い、てよく言われるます。笑)
その際ゼロボードも候補の1つに。申し込む前に改めてゼロボードを調べる中で、2つの点で特に共感しました。

1つ目は、ゼロボードのミッション。

気候変動を
社会の可能性に変える

(引用)企業情報 | 株式会社ゼロボード

すごく良いなと思いました。
気候変動って社会的にコストと見られることが多い。特に日本では。
でも、気候変動対策で脱炭素経営などが広まれば、低迷した株価や国際競争力向上のきっかけになります。つまり、気候変動が企業変革の可能性・チャンスになると僕は見ています。
この考えをMissionやVisionに置いている会社って少ない中、ゼロボードはこの考えを置いているし、社外でも発信しています。既に多くのパートナー企業さんがゼロボードには関わって頂いてますが、この考えに共感する企業・省庁・個人がもっと増えた時には、本当に「気候変動を社会の可能性に変える」ことができると思っています。

2つ目は、CEO渡慶次さんの考え
スタートアップに入社する際、CEOが圧倒的に大事です。その考え方をしっかり知っておこうと思い、入社前に色々と調べる中、渡慶次さんが「ノブレス・オブリージュ」の考えを持っていることを知りました。

ノブレス・オブリージュとは、、、 貴族や上流階級などの財産・権力・地位を持つ者は、それ相応の社会的責任や義務を負うという欧米社会に浸透した道徳観のこと。

(引用)IDEAS FOR GOOD

日本はGDP世界3〜4位。経済指標に限らず、食文化が栄え、治安も良く、世界で最も恵まれた国の1つです。その反面、これまで環境破壊をしながら経済成長を成し遂げてきた一面があると思います。
そんな日本は、世界や特にアジアを代表する国として、新しい経済システムへの移行に真摯に取り組むことが大事だと僕は思っています。それは免罪符としてではなく、新しい持続可能な日本の経済システムへの移行のきっかけになるからです。
長くなったのですが、ノブレス・オブリージュの道徳感を持ちつつ、新しい経済システムへの移行に責任感・チャンスと捉える希望の両面から取り組むことがゼロボード社で出来ることは大きな魅力です。

3. サステナビリティデータ活用ソリューションの重要性

これは提供サービスZeroboardの1ファンとしての話です。
元々学生時代、大学院の研究やシステム受託の中でBIツールを自分が作っていたこともあり、僕はデータやBIツールが好きです。そして、気候変動領域も好きなので、GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービス「Zeroboard」が個人の興味で好きというのが大きな理由でもあります。

また、現在公開準備中のZeroboard Sustainability Platformは、サステナビリティ× BIの文脈のど真ん中を行こうとしています。このサービスは、より多くの企業様が抱えるサステナビリティ対応の課題を解決できると思います。そして中長期では、GHGに限らず、より多くのサステナビリティ関連データを企業が活用する仕組みを作ることができると思います。

Zeroboard Sustainability Platform構想のイメージ

サステナビリティ経営に取り組む際、下記の5Stepで企業は経営変革を進めると思います。

Step1. 現状理解
Step2. 自社の中長期戦略の策定
Step3. 現状と自社の中長期戦略のギャップをどう埋める計画策定
Step4. 変革施策の執行
Step5. 施策を通して得たFeedbackを元にStep2・3に戻る

その際、現状理解のStep1にある企業様が多いと思いますが、ZeroboardはStep1を現状はメインにしつつ、今後Step2~5の領域でも多くの企業様に利用される未来があると考えています。
そうなれば、真の意味でZeroboardが「脱炭素OS」として多くの企業様の脱炭素やサステナビリティ推進になくてはならない存在に進化できます。
その結果、多くのユーザー企業様、パートナー企業様と共に「気候変動を社会の可能性に変える」仕組みが共創できると考えています。
そしてそんな素敵な未来を作りたいというのがZeroboardを選んだ理由の3つ目です。

4. 上司・小野さんの採用へのコミットメント

僕は、ゼロボード社内で、事業戦略室という新しい事業の立ち上げや既存事業の戦略を構築する部署に所属しています。その事業戦略室の統括をしているのが、営業本部長でもある小野さんです。
(下記記事で小野さんと対談している方が僕のメンターの片山さん。片山さんも熱意・優しさに溢れてるので相談・提案しやすく、本当に良い環境に今います。)

採用プロセスの中で、小野さんとは3回ほどお話ししました。その過程で小野さんにゼロボード転職を決めた理由を聞いたのですが、その言葉を聞いて胸が熱くなりました。
小野さんはトヨタ出身で、トヨタ社だけでなく日本産業全体を考える人です。その小野さんが、「自分が定年退職するまでだったら脱炭素推進をしなくてもトヨタで逃げ切ることができる。でもそうすると脱炭素で日本は厳しい状況に追い込まれる。そんな未来を次の世代に残したくない。脱炭素は多くの国とも対峙していくことになるからこそ、脱炭素の推進は国策。その推進をゼロボードが取っている中立的なポジションだから出来る。だからゼロボードで頑張りたい。」ということを言われました。
儲ける儲けないという次元ではなく、より高度なレイヤーで社会・ゼロボード社を俯瞰している小野さんの考え方がすごく素敵だと思いました。

少し話は逸れるのですが、年明けに石川・能登で震度7の大地震があったとき、僕は地元石川県にいたので大きな揺れを経験しました。その際、僕はどこの会社に入社するか決めてない状態だったのですが、小野さんが誰よりも早く「大丈夫ですか」と連絡をくれました。正直すごく嬉しかったです。
そしてその時、小野さんのような気配りができて、周囲が一緒に働きたいと思うビジネスマンになりたいと思いました。

5. 日本の未来の世代のために、日本一丸で世界で勝負がしたい。それができるのがゼロボード。

以前、PivotでCEO渡慶次さんが言ったように、気候変動・EV文脈は欧州が日本・アメリカ・アジアに仕掛けた経済戦争の一面も大きくあります。

これは、僕が1年間ドイツ・スペインで留学・インターンをしていたときに強烈に感じた危機感と同じです。欧州は緻密かつ戦略的に仕込んできている、と。
それに対してゼロボードは、その背景を理解した上で、日本のより良い未来のために気候変動を経済戦争と捉え、日本企業を中心に複数のステークホルダーを巻き込んで共創しながら一緒に世界と戦おうとしている。その世界線で一緒に自分も頑張りたいと思いました。
そして実際、その共創の仕組みを始め、世界でも戦う基盤・環境が整いつつあります。

3. 今後の意気込み

僕は「気候変動を社会の可能性に変える」ことは日本のより良い未来のために必要不可欠だと考えています。
その未来の実現のために、ゼロボード、事業戦略室の一員として、より良いサービスを社会に提供し、より良い形でパートナー企業と脱炭素・サステナビリティ推進を可能にする仕組みづくりに取り組みたいと思います!

オススメ書籍

~サステナビリティを経営の観点から~

今回は気候変動・サステナビリティ業界の内部の視点から、サステナビリティへの思いを書きました。逆の経営に重きを置いた視点から、なぜサステナビリティなどが重要か、について知りたい方は下記の3つの書籍がおすすめです。

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