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一生役に立つ能力それが『教養』

こんにちわ。

僕はコーヒーが好きです。

今となっては毎日のように飲んできますが子供の時にはこの黒い飲み物をなぜ大人は皆好んで飲んでいるのか不思議でたまりませんでした。

でも結局僕も飲んでしまっている始末です。

逆に子供の頃に好き好んで飲んでいたファンタゼリーとかカフェオレとかはもう飲みたいと思わなくなってしまいました。

なんででしょうね。

やっぱり舌が大人になってしまったってことなんですかね。

見た目も確かに老けたとよく言われるようになりましたし。#誰が見た目26歳じゃ

まぁ前触れはこんな所で終わりにして今日の内容を書いていきたいと思います。

そのタイトルも一生役に立つ能力それが『教養』という内容で書いていきたいと思います。

早速ですが皆さん質問です。よく考えてお答えくださいね。

『もしも日本でブータンのような国民総幸福(GNH)という概念を適用するとしたら、どんな要素を入れるべきか、あなたの考えを述べなさい。』

この問いの答えは以下の通りです。

『そもそも、問いが間違っている。『幸福』という主観を客観的な数字で表すことができない。』

がこの問題を作った人の答えです。

怒らないでくださいよ?笑

僕が作った問題ではないのですから。

でも私達日本人は与えられた問題を100点にこなすことは得意ですがその問いの前提を疑う能力は低いです。

実際に偏差値65ある大学のとある授業でこの問題を実施した所この問題に正解できた人は2/150人しか正解できた人はいませんでした。

なんでこんな問題を出したかというと社会に出ていて既に仕事をしている人(ビジネスパーソン)なら分かると思いますが社会に出たら『正解』というものがありません。

先輩やビジネス書の通りに実践したからといって結果が出るわけではありません。

与えられたことをこなすだけでは社会では成功しないのです。

その為に必要なのが『教養』です。

自分が向き合っている社会から自ら問題を見つけて、自分の頭で考えて行動する力が社会では求めれられているのです。

なぜ、その『教養』が失われてしまったのか。それは大学教育に問題があります。

戦後まもない日本の教育期間はまさに『教養』を中心に生徒に歴史や文学、哲学、そして数学など様々な分野を教えていました。

そして様々な知を身につけたからこそ高度経済成長期で日本は世界で2番目の経済大国になりました。

まさに何もないレールの世界から自分たちで新しい道を切り開いたのです。

しかし、1900年代から日本の教育機関は『教養』をいらないものとみなしすぐに社会に出て役に立つ実用的な学問を学ばせようとします。

だから現在の大学は様々な専門分野に学部、学科に分かれているのです。

すると専門的なことしか考えることができなくなります。

文系なら文系。

理系なら理系といったように。

そうなると高度経済成長期は1つの問いに対して様々な知見から正解を導き出していたのに、現在は1つ問いに対して狭い専門領域からしか答えを導き出せなくなってしまったのです。

そうすると与えられた問い(仕事や勉強)に対して『ちょっと待った』をかけられなくなり、与えられたことをこなすことが得意になった日本人が誕生したわけです。

分かり易い具体例を出すならば、新型コロナウイルスによって当たり前のようにしていた『外出』が制限されてしまいました。

そこで多くの日本人は『どうしよう』ってなったと思います。

そこでようやく『テレワーク』という働き方が急速に普及していったわけですがアメリカでは1970年代頃から誕生していて現在の普及率は85%となっております。

それに対して日本は2020年現在で27%アメリカに比べるとかなり低い数字です。

それほど日本人は自分の力で新しい道を切り開くことが苦手となってしまったのです。

ここまで読むと『別に与えられたことで結果出して何が悪いの?』ってなると思いますが、自分で道を切り開くことがすごい大切です。

なぜなら世界は急速に変化するからです。

今回の新型コロナウイルスや東日本大震災など当たり前のルールが簡単に崩壊する世界に私達は生きています。

そんな環境では『こうした方がいいよ』など親切に教えてくれる人はいません。ルールが崩壊したときは自分の頭で考えるしかないのです。

その時に役に立つのが『教養』です。

『教養』を身につけることで1つの問いに対して様々な選択肢を持つことができます。

僕の記事を読んでくれた方で『教養』に興味を持ってくれた人にアドバイスですが『歴史』は学んだ方が良いと思います。

なぜなら『歴史』は繰り返すからです。

ルール、ルールと言いましたが全ては『人』が作った物です。

人が現状をよくしようとして作ったのがローマ帝国であり江戸幕府なのです。

そしてその世界は長続きしません。人が作るルールは脆いということを知ることができます。

歴史を知るということは『人を知る』ということに繋がります。

なぜ『この状態でこのルールを作ったか』『このルールがすぐ崩壊した理由は何か』など現在でも適用できる考え方ばかりです。

これが歴史を知る楽しさです。

歴史は人物や年号を覚える物ではありません。

どうですか?歴史を知りたくなってきましたか?

僕も今すごい歴史を学びたくなっています。

最後に『教養』とは何かをまとめると

『教養』とは与えられた問いを疑う能力である。

『教養』とは新しいルールを作り出せる能力である。

です。

今となっては色々な人が『本』を読んだ方が良いと言っていた理由がわかります。その本から得られる知識は『すぐ』には役に立ちません。

しかし、そこで得られた考え方や物の見方は『一生』役に立ちます。

そのことを言ったのが今回のタイトルの一生に役に立つ能力それが『教養』です。

最後に興味ある実験のデータがあったので書いておきたいと思います。

『あなたが勤めている会社が有害物質を排出し、公害を引き越していることを見つけました。それを上司に言っても『そうは言っても』と言って改善してくれません。あなたはどうしますか?』

A:実名で告発する
B:匿名で告発する
C:何もしない

結果は200名の学生のうち『Aが数人』『Bが10数人』『Cが180人』でした。

この答えを見てあなたは何を思いますか?

詳しい解釈やもっと『教養』について知りたいと思った方は池上彰先生の『池上彰の教養のススメ』という本を読んでみてください。

これも考え方の本ですが読んでていたすごい色々なことを学びたくなりました。

ぜひ、読んでみてください。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

明日も1日がんばりましょう〜!








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