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俺ら(katotoorera)の政治信条〜民主主義における局所と大局に関する問題について〜

 これは「民主主義の問題について」の継続である。以下では、俺は民主主義における局所と大局に関する問題を提示する。なお、俺は会社の定義や企業の定義を知らない。また、雇用や労働力、契約や賃金に関する問題を考慮しない。

俺らは国家を一つのシステムとし、企業をそのシステムの中のさらに小さなシステム(部分システム)と仮定する。人体では、国家が人体であり、企業が臓器である。俺らが民主主義について考えるとき、俺らは国家システムは民主的であるのに、その部分集合である企業システムが民主的でないのは局所と大局が逆転しているように感じる(お金の流れの違いやその問題でない)。

そして、俺らはこの状態に違和感を覚える。俺らは民主制度それ自体に反対であるが、以下では現在の状態のおかしさを見てみよう。企業支配や資本主義に対する嫌悪の前に、俺らは民主制度それ自体のおかしさも感じ取ることができる。

画像:https://unsplash.com/photos/gMsnXqILjp4

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