神の声は存在したか?〜荒井勝喜首相秘書官とLGBTQ〜
神話や宗教には、神の声が存在する。アブラハムの宗教でも、神の声が登場して、何かを人々に授けたように思える。
現代の民にとって、神の声は科学的でなく、馬鹿馬鹿しい。しかし、なぜ神の声が生じたのかは分析される必要がある。なぜなら、神の声は現在でも身近に存在している。
以下では、筆者は神の声がどのようなものであるのかを提示する。神の声は幻聴や統合失調症や嘘つきの結果であるとされているように思える。しかし、筆者の認識では、神の声は日常的なものの抽象化や宗教化の結果であるように感じる。
1章 神の声
【神の声】
神の声は脳内の声それ自体である。
神の声は脳内の声それ自体である。例えば、次の文章を読んでみよう。もし君が「日本が同性婚を認めないのは悪い。」と感じたならば、それは神の声である。
しかし、上記の呟きはそんなことを言っていない。にも関わらず、大和民族は「日本が同性婚を認めないのは悪い。」と勝手に読み取る。
上記の呟きが言っているのは、欧米の報道機関が日本国は同性婚を認めていないと報道しただけである。別に、彼らはそれが悪いとも、認めろとも言っていない。
けれども、大和民族の一部は西欧白人の意図や意志を勝手に読んで、彼らは「日本が同性婚を認めないのは悪い。日本は同性婚を早く認めろ。」という神の声を聞いている。
そして、彼らはその神の声に基づいて、彼らは同性婚を成立させようとする。これは実に宗教的である。
誰も「日本が同性婚を認めないのは悪い。日本は同性婚を早く認めろ。」と言ってないのに、誰かがその声を聞いて、人々は同性婚を日本国に成立させようとする。
これはアブラハムやモーセが神の声を聞いて、ユダヤ教徒がその神の声に従ったことに似ている。むしろ彼らが神の声をちゃんと聞いたと主張しているだけ、彼らは知的に誠実であるように思える。
2章 日常的な具体例
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