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リアル脱出ゲームに至る道

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リアル脱出ゲームを最初に思いついた人のそこに至るまでの人生や道のりです
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このままじゃ人生を変える一撃なんて撃てない - リアル脱出ゲームに至る道

このままじゃ人生を変える一撃なんて撃てない - リアル脱出ゲームに至る道

大学を卒業して、なんの覚悟もなく社会に出た。
働くことに希望なんてまったくなかったし、責任がなくただ自由に生きているだけで意味がある場所にいたかった。

でも、その頃の世の中のほとんどの会社がそうであるように、僕が入った会社もとんでもなく長時間の労働が当たり前になっていて、朝出社したら徹夜をした先輩たちがソファーで寝ていたり血走った目でパソコンとにらみ合っていた。
僕は営業としてその会社に入り、ノ

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音楽で生きていくためのバンドをつくろう - リアル脱出ゲームに至る道

音楽で生きていくためのバンドをつくろう - リアル脱出ゲームに至る道

迫りくる無職の30代からの脱出のために僕は編集プロダクションに勤めることを決意し、ほぼ毎日京都を紹介する文章を書き、フリーペーパーを二つ編集し、奇妙な社長との日々を送っていたのだけど、もう一つやったことは、これまで学生時代の延長線でやってきたバンドを解散させることだった。
そのバンドはハラッパ=カラッパという名前で、主に京都で活動していた。
大学の軽音サークルの友人たちと結成したバンドで、ほぼすべ

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