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面接ウィーク②中途面接の進め方

さて、始まりました面接ウィーク②
今週は世界的な大企業の中途面接官のお仕事。

私(業務委託)+社員2名という体制で1時間弱の面接。
単純計算で言うと、私の持ち時間は15分程度。

私以外のお二人は現場系の方なので、私はどちらかというとキャリア的なことを中心にお伺いする。これまでの経歴の確認、特に転職理由など。ざーっと流れで聞いていき、最後に時間があればプラスアルファで1つか2つ質問をする。

正直な話をすると、面接官としてはそこまで面白さを感じる役割ではない。離転職理由よりももっと、人物面のことを掘り下げて聞く方が、難易度も高い代わりに面白さがある。(鉱脈を探し上げるような?)

でも、他社で働く面接官がどのようなことを質問するのか?ということを直に見聞きできるのは面白い。どんなことを重視しているのか。どの程度掘り下げるのか。さらに、ヒアリングした内容をに対してどのように評価するのか。

前職は、転職エージェントから噂になるほど、徹底した深掘りをする面接スタイルの企業だった。圧迫というわけではなく、候補者が語る過去の行動とその背景にある状況や思考について、丁寧に丁寧に確認をしていくのである。

普段から考えて業務にあたっている人からすれば「すごく丁寧にヒアリングして、自分のことを積極的に知ろうとしてくれている」とポジティブに感じる代わりに、そこまで深く考えずに動いている人からすると「え?なんでそんなに細かいこと聞くの?いやがらせ?」と圧迫感すら感じかねないくらいの掘り下げ方。(実際にエージェントからときどきチクチクと言われることもあった)

その面接スタイルが、私の面接スタイルの根っこにもあるから、他の企業の面接を見ていると「ライトだな」と感じることがしばしばある。

けれど、面接の中で何を重視するかは、企業によって異なるのは当たり前だし、絶対的な正解はない。

だからこそ、面接は奥が深くて面白いのだと思う。
さて明日以降、どんな面接になるだろうか。緊張6割、楽しさ4割。


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