見出し画像

転職活動で250社に応募した後輩

前職の後輩である野球クンが転職先を決めた。
もともと1月に退職届を出して、3月中旬に退職の予定だったらしい。
でもって、退職届を出してから転職活動を始めるという動き方で、ちょっと動向を心配していた。

野球クンはかつて私のチームで採用アシスタントとして働いていたこともあり、進路を決めずに退職することのリスクをよく理解しているのだけれど、そういう決断をするあたりが彼らしいと思う。
(まぁ私も進路を全く決めずに退職したクチなので人のことを言えないのだけれど)

そんな彼は、転職先が決まったよとLinkedInをアップしていた。
その中に驚きの情報が書かれていた。

なんと250社もの企業に応募したというのだ。
就活生でも100社エントリーする学生は少ないだろうに、転職で250社も応募した人を聞いたことがない。しかも3ヵ月弱という短い期間の中で だ。

単純計算で1か月に100社近く応募していることになる。
1日3社。
応募だけなら大した数字ではないが、応募の先には書類選考や面接がある。
転職(中途)の場合は、説明会は無いことも多く、応募するとすぐに選考プロセスに入る。

書類選考に合格しなければ、面接も無いのだけれど、採用のアシスタントとしてさんざん他人の履歴書や職務経歴書を見てきているから、基本的な書き方は習得しているだろうし、前職企業はわりとビッグネームの企業だったので、恐らくは書類はほとんど通過したんじゃなかろうかと思う。

そう考えて、書類選考の通過率は80%くらいだと仮定すると、250社×80%=200社が選考に進む計算になる。そうすると1社1時間としても、200時間となる。1次面接の合格率が30%だとすると・・・

ってな感じの計算をしていくと、2~3ヵ月の間で400~500時間ほど集中して転職活動に投下したことになるので、内容の良し悪しはさておき、行動量としては相当なものである。

そりゃ、内定も複数出るよねという納得感がある。

彼は採用プロセスの研究家でもあったので、
250社の研究が出来たとホクホク顔で転職活動の終了報告をしていた。

就職活動や転職活動の進め方に絶対的な唯一解は無いとは分かっているけれど、これもまた正解のカタチだなぁと思い知らされた感じでした。

にしても、250社って。
純粋にすごいな。
量は質を凌駕するってこういうことなんだろうな。

しかし、
内定も入社もゴールじゃないから、春から頑張って!

サポートありがとうございます!小躍りしながらキャリア・コーチング関連書籍の購入費に充てさせていただきます。