赤ペン先生は未だに手書き
最近、少しではあるけれど高校生が書いた志望動機書の添削をしている。
進学希望だったり、就職希望だったり内容は色々ある。
が、共通していることは、
全て“手書き”の書面で送られてくるのである。
そして、添削は赤ペン片手にこれまた手書きで行う。
私はわりと文字を書くこと自体は好きなので、添削を手書きで行うこと自体にさほど抵抗はない。少なくとも気持ちの面では。
ただまぁ、そこまで字が綺麗ではないということと、なんせ手書きは時間がかかるので出来ればデジタル化して頂きたいところである。
そもそも、手書きの志望動機書って誰も得しないような気がする。
学生側も書くのに時間がかかる。
そのわりに誤字や脱字があったり、個々人の個性が字にも表れまくっているので、読み手からするととっても読みにくいことがある。
さらに手書きの書類は保管にも手間がかかる。
紙のままだと場所を取るし、データ化したとしても残るのはスキャンした画像ファイルで、加工したり、何かしらのデータベースに取り込むのも手がかかる。(昨今、手書き文字の判読もシステマティックに行うための技術も発達してきているけれど、精度は100%ではない)
文字の上手い下手が、そのまま人間的な良し悪しと直結しているなら、選考材料として用いるという判断もアリだが、現実には文字の上手い下手と人間的な良し悪しには明確な相関があるわけではない。
と、いうわけで、
教育現場のデジタル化が早く進めばいいのに、、、というつぶやきでした。
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