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ネットイン後のマナーについて。

連日のオリンピック中継が熱を帯びています。

テレビで観戦している時に、
ふと気になった、ネットイン後の対応について。

ネットインとは、
ボール(バドミントンの場合はシャトル)が、
ネットに当たって相手コートに入ることです。

相手がネットインしたボールを返すことが出来なければ、
それは自分たちのポイントになりますし、
相手が返せば、そのままプレー続行となります。

気になっているのは、
ネットインしてポイントを得た場合に、
喜ぶ競技と、相手に謝る競技があることです。

ネットイン後に喜ぶ競技
・バドミントン
・軟式テニス
・バレーボール

ネットイン後に謝る競技
・硬式テニス
・卓球


他のネット種目の セパタクロー とかどうなんだろう?
#誰か知っている人がいたら教えてください


発祥国の文化だったりするのだろうか?
それぞれの種目の起源を調べてみた。

バドミントンの起源
諸説あるものの、最も有力とされている説は次の通り。元々はイギリス植民地時代のインドのプーナで1830年代に行われていた、皮の球をラケットでネット越しに打ち合う「プーナ」(Poona)という遊びを、インド帰りのアメリカ人兵士(イギリス人とインド人の混血とも言われる)が1873年に本国に伝えたのが始まりとされる。その兵士は、プーナを紹介するためにシャンパンの栓に鳥の羽根を刺したものを用い、それをテニスラケットで打って見せたという。紹介されたのがイギリスのグロスタシャーにあるボーフォート公爵サマセット家の邸宅バドミントン・ハウス(英語版)であったため、バドミントンという名称がついた(ただし、1870年代にはかなり進んだバドミントンルールが存在したことなどから、この起源説に対し、疑問を持つ者も少なくない。スポーツの起源というものは往々にして脚色されがちである)。いずれにせよ、現在の国際的流行の下地を作ったのはイギリスである。
軟式テニスの起源
ローンテニスがイギリスで発生したのは1874年(明治7年)であり日本への伝播は早くて1878年(明治11年)といわれるが諸説が存在する。表孟宏編による『テニスの源流を求めて』には数々の説が紹介されているが、どれが事実なのかは特定できていない。なかでは明治政府の招きで1878年に来日したリーランド博士がアメリカから用具をとりいれて、赴任校である体操伝習所(1879年創設)で教えたという説が一般に広く知られている。がこれとてそれを決定づける確たる証拠はないとされる(前書参照)。ただ遅くとも体操伝習所が廃校になる1886年頃にはゴムボールをつかったテニスが普及しつつあった。これはローンテニスのボールの国産が難しく、また輸入品も高価であったために、比較的安価であったゴムボールを代用した、と伝えられる。1885年に下村秦大編『西洋戸外遊戯法』、坪井玄道・田中盛業編集による『戸外遊戯法』という本が出版されているが、これらが日本語によるテニスのルールの最初のものとされる
バレーボールの起源
バレーボールは、1895年、バスケットボールに向かない子供、高齢者も気軽に楽しめる室内スポーツとして、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ホリヨーク(Holyoke)のYMCAで当時25歳のアスレティックディレクター ウィリアム・G・モーガンによって考案された。
発祥の日は特定されていないが、元になった「ミントン」が1895年の夏にYMCAキャンプ研修会で初めて紹介されていること、モーガンのホリヨーク着任が長男ルフス誕生(8月29日)より後とされていること、モーガンのホリヨークへの転任が報じられているのが1895年10月のYMCA会報であること、(10月23日の地元紙「ホリヨーク・デイリー・エクスプレス」にはモーガンの活動のことが掲載されている)、積雪により屋外で野球やフットボールがプレー出来ない「冬季向け」のゲームとして考案されたことから、秋から冬と考えられる。
当初の名称は Mintonette(ミントネット)。これは1895年、インドに派遣されていたマッコノーイによって紹介された「ミントン」(羽毛球を使った5人制のバドミントン)に由来する。バスケットボールはその4年前に同じマサチューセッツの20キロも離れていない地で作り出されたばかりだった。しかしバスケットボールは激しい動きや身体接触が必要であり、また「突進、激闘、忍耐」がもてはやされていた。モーガンが受け持っていたホリヨークYMCAビジネスマンクラス(25〜40歳)には不向きであり、なんとしてもレクリエーショナルタイプの大人数で気軽に楽しめるゲームが必要だった。バドミントンの他、テニスなどを参考にした。このころのルールは非常に単純で、試合に集まった人たちを同じ数の2チームに分けて、相手コートに返す際の回数は決まっておらず、ボールを打ち合い、ボールを落としたほうが負けというものであった。しかしながら、当初から得点が入るのはサーブ権がある時のみ(サイドアウト制)であり、バドミントンの影響が大きい。煎じ詰めて言えば、味方にパスが可能な、素手で行うミントン(ボールバドミントン)である。
1896年、7月、モーガンはこの新ゲームをスプリングフィールドで開催されたYMCA体育指導者会議の際に公開した。モーガンは当初このゲームをミントネット(Mintonette)「ミントンもどき」と名付けたが、のちにハルステッド(YMCAトレーニングスクール教官)の提案を受け、名称をバレー・ボール(ボレー・ボール、volley ball)に改めた。バレーボールのバレーというのは、テニスのボレー(ボールを地面につく前に打ち返すこと)からきている。1952年に現在のようにバレーボール(volleyball)と一語で表すようになった。
硬式テニスの起源
複数の人間が1つの球を互いに打ち合うという形式の球技の起源は、紀元前にまで遡ることが出来る。エジプトでは宗教的な行為のひとつとしてこのような球技が行われていた。紀元前15世紀の壁画で球を打ち合う球技を行う人々の姿が描かれたものが発見されている。
フランス貴族の遊戯として定着をはじめた16世紀以降には「jeu de paume」(ジュ・ド・ポーム、「掌の遊戯」の意)と呼ばれた。
フランスでこの球技が盛んになった理由としては、ローマ時代の直接の影響よりも、8世紀から11世紀まで、イベリア半島から南フランスまで進出していたイスラム教徒(後ウマイヤ朝)が、エジプト時代と同様に、宗教的行為として行っていたものに、キリスト教の僧侶が興味を持ち模倣したことから始まったと言われている(「ラケット」の語源がアラビア語であることに注意されたい。フランスの僧院で特に盛んに行われるようになったのは、イスラム勢力がヨーロッパから駆逐された12世紀ごろ以降からとされる)。
「テニス」の名称はフランス宮廷で行われたテニスの原型であるジュ・ド・ポム (Jeu de Paume) において、攻守交代の際にサーバーが「トゥネス!」(仏: Tenez!、動詞 tenir の命令形で「(球を落とさないように)取ってみろ」の意、現代フランス語では「トゥネ」と発音する)と掛け声をしていたことにちなむと一般的に言われる。アラビア史研究の権威フィリップ・K・ヒッティ(Philip Khuri Hitti)は、中世にリンネル織物で有名だったエジプトのデルタ地方の都市で、リンネルで球を作ったと思われる「ティンニース」からきているのだろうと述べている[1]。基本的なルールやスコアリング方式はローンテニスと似ている部分もあり、ファイブズ (fives)、ペロタ (Pelota) などのハンドボールから発達した。
18世紀から19世紀にかけてヨーロッパの貴族の間で大流行し、多くのコートが建造されたが、現存するものは少ない。イギリスでは復元されたコートがクリフトン大学にある。近代における貴族階級の遊戯としてのテニスは、イギリスではロイヤル・テニス(Royal Tennis、「王家のテニス」の意)、アメリカではコート・テニス(Court Tennis、「宮廷のテニス」の意)とも呼ばれている。

卓球の起源
卓球は、ジュ・ド・ポームなどの古代のテニスゲームをもとに、19世紀後半にイギリスで考案された。考案者についてははっきりと分かっていないが、ジェームズ・デボンシャーが1885年に特許を申請していることが分かっている。1887年、著名なゲーム用品スポーツ用品メーカーであるジャック・オブ・ロンドンがゴシマという名前でこれを発売した。最初の製品は商業的成功には至らなかったが、1900年ごろ、ボールをコルク製からセルロイド製に改良した。その後、プラスチック製に改良した。ところ、適度な弾性力が得られるようになり、ゲーム性が増した。ジャック・オブ・ロンドンが、セルロイド製ボールを打つときの音に基づいてピンポンと命名して売り出すと、すぐに一般に普及した。

そうか、テニスの歴史はそんなに古かったのか。
どれもネットを挟んで行う競技という点では、似ている。

ネットイン後の対応は、
ある種の ”マナー” なので、
誕生した国の文化の影響を強く受けているかもしれないと思って、
起源を調べたけれど、あてが外れた。


発生の頻度や、ネットインした打球の拾いやすさとかなのかなー。。。
不思議だ。


他の種目でも不思議なことと言えば、
柔道家の体型だ。

私が子供のころは、
身長も大きいけれど、横幅も大きいような、
ずんぐりむっくりとしたような選手が、
特に重量級には多かった気がする。

しかし、昨今ではアスリート型というか、
シュッっとした体型の選手が増えている。

これは流行りの問題なのか、
スポーツ科学的な根拠のあるものなのか。


メダルの行方も気になるけれど、
そういう付随的なことだったり、
脇道的なところに着目してみるのも面白い。
#楽しみ方 間違ってる?



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