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管理職を目指すなら「部下の協力を得て何を社会貢献したいのか」を考えるところから始める

管理職になるためには様々なことをしていかないといけないですが、まずは「部下の協力を得て何を社会貢献したいのか」を考えるところから始めましょう。

「偉くなりたい」「収入を増やしたい」などの、自分が「なりたい」から始めてしまうと、その人の部下になる人は非常に不幸です。

初めて管理職になるときはさらに上位の管理職がいる、いわゆる中間管理職になります。

中間管理職のメインの仕事は、さらに上位の管理職が決めた目標を部下を使って、達成させることにあります。

部下の伝え方のレベルは

・目標だけ伝えて、目的が語られない

・目的は語られるが、「会社の利益アップ」など、社会貢献になっていない

・目的は社会貢献だが、自身の言葉になっておらず、説得力がない

・社会貢献という目的が自身の言葉で語られている

この4段階があります。もちろん目指すべきは一番下です。

当然ですが、その目的が目標とリンクしている必要があります。しかし、リンクさせるのが難しい目標もあります。売り上げ目標などはその最たる例でしょう。「売上目標の達成のためにはお客様に商品を無理にでも売りつける必要がある⇒お客様に商品を無理に売りつけるのは悪いことだ」という価値観を持っている人も多いです。

その時に何が必要なのか。「部下の協力を得て何を社会貢献したいのか」の価値観です。しかし、この価値観は一度考えて完成するようなものではありません。そもそも考え切るのが難しいし、考え切ったつもりでも、働いていく中でその甘さに気づいたり、微修正が必要になったりするでしょう。それには時間がかかります。

だからこそ「まず最初に」その価値観を形にして、どんどんブラッシュアップするとともに、自分の中に定着させる必要があるのです。

最後に。高い視座を持った人は必ず上の人の目に留まります。つまり、価値観を育てる行為そのものが出世に向けての近道になるわけです。

皆さんが「良い」管理職に「早く」なれますように。

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