【ウェビナー参加の感想】AIとUIデザイン
海外のクリエーターさんの話を聞いてみたいなと思い、”ジェイコブ・ネルソン”さんの無料ウェビナーに参加しました。
AIとの共存、今後より注力して学ぶべきことを説明してくれていました。
英語でのウェビナーなのかと思いましたが、同時通訳もつけてくれており日本語での説明も聞くことができて、わかりやすかったです。
■テーマ:AIに置き換えられないUIデザインのスキルとは?
未来のAIのできること
まず説明いただいたのが、2027年・2030年・2040年の未来AIはUIUXの分野をどこまで網羅するのかというお話でした。
ます、3年後の2027年にはHigh-fidelity designとMedium-fidelity designに入る「アイコンデザイン、グラフィックデザイン、デザインプロダクション、モックアッププロトタイプデザイン」の分野のデザイナーの仕事はAIができるようになってしまうとのこと。
そして、2030年にはMedium-fidelity design、High-fidelity designの分野まで広がり、2040年にはAIはほとんどのデザインの範囲を生成できるようになるだろうとのことでした。
では、UIUXデザイナーの仕事は無くなるのか?
答えはもちろん「NO」で、大切なのはAIのできる事を正しく把握しデザインをする上での目的を明確に分析/理解できるようになること。
デザインにおけるユーザー、ビジネスの目的はなんなのか?何を求めているかを突き詰められる力が必要になる。
AIのできること・まだ未発達な部分
まず、今のAIの技術として優れているのは”美しくデザインを作ること”。
その為、モックアップなどのデザインは沢山アイディアを生成してくれます。
また、それをリデザインし、画像を生成し新しい見た目を作ることもできる。つまり、High-fidelity designの範囲が非常に得意。
ただし、美しいデザインに必要な情報がしっかり組み込まれているとは限らない。今の段階でAIはビジュアルを美しく映し出すことはできるが、機能性や必要な情報までを100%の形で生成はできない。
例)アイコンの優先順位付け。何が一番大事なのかを判断してデザインすることはできない
AIの機能を知った上で今私たちが注力する事
現状、まだAIが生成し切れないLow-fidelity designやHigh-fidelity designの知識や考える時間を沢山とるべきであり、さらにAIの技術を理解した上でハイブリットな働き方を目指す必要がある。
考えるべきことは、ビジュアルの美しさではなく、ユーザーの目的・画面上で何が問題なのかを発見できる力、ユーザー心理をよめる力。
■ジェイコブさんが見せてくれたAIツール
uizard
AIを利用して、デザインデータやモックを簡単に自動生成するツール。
楽しそうなので、使ってみたいです。
Midjourney
テキストから画像やイラストを生成してくれる画像生成AIツールです。
ウェビナーでは Discord上で生成していて、自分が欲しいアセットができるようにしているとのこと。(そのやり方はいまいちわからなかったです。)
https://www.midjourney.com/home
■感想
AIの凄まじい進歩はとてもよく分かり、あっという間にこれまで何時間も費やしていた作業が一瞬でできてしまう。
確かに、仕事がなくなってしまうかもしれないという危機感はあると同時にAIが大変な作業を代わりにしてくれるようになる事で、情報設計などデザイナーが一番費やすべきことに時間を作れるようになるというメリットもある。
まさに、AIとハイブリットでどう仕事をするか、その仕事の仕方を知っているかが大切だと改めて感じました。
実はまだAIの機能に疎いのでもっと使って触ってみないといけないなと思いました!
良い勉強になりました!また他にもいろんな無料ウェビナーやYoutubeの動画など海外デザイナーさんの話を聞いていこうと思います。
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