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小学校低学年までの学習環境の作り方のポイント

「小学校低学年までの学習環境の作り方」について、親御さんが優先的に考えるポイントをお伝えします。

中学受験を考えている場合、小学校3〜4年生くらいから進学塾に通います。

その中でも、本格的な受験勉強というのは小学校5〜6年生になります。
この時期に、志望校もある程度決まり、難問や過去問を解くなどの、演習問題を繰り返すようになります。

この時期というのは、子どもの精神年齢も上がっていますので、ある程度将来のイメージができたり、自分の実力を客観視できたりして、勉強に集中できるような状態にあります。

でも逆に言えば、この状態になるのは小学校5〜6年くらいであり、それまでは精神年齢が幼いということから、どうしても勉強に集中することが難しい状態なのです。

ですので、小学校中学年や低学年までというのは、「いかに勉強を気持ちよく取り組むような環境を用意するか?」ということを親御さんは優先的に考えます。

具体的には、

・勉強の量を多くさせない
・難しい問題ばかりさせない
・問題が解けた時の達成感を与える

この3つはとても重要です。

この3つがないと、お子さまは勉強が「面白くない」「つまらない」という気持ちになってしまい、勉強嫌いになる可能性があります。

勉強嫌いになってしまうと、せっかく精神年齢が上がって勉強に集中できる状態になったとしても、勉強に集中できない体質になってしまっているのです。

ですので、このような状態にさせないためにも、小学校低学年くらいまでの学習環境は、「勉強嫌いにさせないで勉強の習慣を身につける」ということを優先的に考えるようにします。

このポイントはブレないようにしておきましょう。

ではでは。

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