ご褒美で釣って勉強させても良いのか?(→子どもの年齢による)
「子どもが勉強するように、もので釣るのはどうなのか?」
ちょっと葛藤する親御さんも多いですよね。
お子さまの年齢にもよるのですが、もので釣って勉強をさせるというのは、悪いことではありません。
自主的に内発的動機で勉強をするのは、優秀な子でも小学校3〜4年生くらいからだと思います。
また、ここで言う内発的動機というのは、「夢を叶えるためには勉強をしなければいけない」と自分自身が思えることです。
つまり、自分の将来のためにも勉強しなければいけないと思って勉強するのは、
小学校3〜4年生くらいからであり、それまでは、様々な動機で子どもは勉強をするということです。
子どもによっては、
・お母さんと楽しい時間を過ごすため
・楽しいお遊び感覚で
・褒められる快感を得るため
・ご褒美をもらうため
など、いろいろな動機があります。
これらはどれも、勉強をするには十分な動機と言えます。
ですのでお子さまが小学校低学年くらいまでは、物のご褒美で勉強をするのは問題ありません。
「勉強をやらないこと」「勉強嫌いになること」の方が問題ですので、そこまでには至らず、「勉強している」ということはとても素晴らしいことです。
ただ、動機は育てていかなければいけません。
現時点ではご褒美のために勉強をしているのであれば、その後は勉強自体に快感を得られるように、
お子さまにアプローチしていくことも、同時並行で進めていきましょう。
勉強自体の快感とは、「問題が解けることによる快感」です。
問題が解けたら褒めてあげ、難しい問題に挑戦したら褒めてあげ、集中したら褒めてあげるなど、
とにかく勉強を頑張っていること自体に、快感を得られるように、働きかけていきましょう。
すると、お子さまも大きくなり、自我が芽生えてきて、将来の夢を叶えるための現実的な方法を模索するようになると、必ず勉強の必要性を把握できるようになってきます。
それが、勉強の習慣ができている子であれば、小学校3〜4年生くらいであり、中学受験で難関校が狙えるくらいの学力を身につけることができます。
ですので、最初はご褒美で釣っても構いませんので、とにかく子どもが楽しく勉強をできるような環境を作っていきましょう。
そして同時並行で、勉強自体にも快感を得られるように、楽しませたり褒めたりなどして、アプローチしていきましょう。
この繰り返しです。
親御さんは大変かと思いますが、とても大切なことですので、ぜひ、頑張って繰り返していきましょう。
ではでは。
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