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学力の高い子どもに育てるコツ→しつけと勉強を切り離して考える

わが子の学力を高めたいと考えている親御さんの場合、しつけと勉強を分けて考えてみると良いかと思います。

「勉強」というのは、幼少期は「遊び」の一種で考えるものですが、将来的には、「やらなければいけないこと」になっていきます。
たとえお子さまの気分が乗らなくても、絶対にやらなければいけないことになります。

そのため、勉強については、他のしつけに比べてハードルを低く設定します。

たとえば、
・勉強を頑張ったらいつも以上に大きく褒める。
・勉強の準備を手伝ってあげる。
・勉強に集中させるために、親がいろいろ環境整備してあげる。
・勉強を頑張っているから、ちょっと食事のお行儀が悪くても見逃してあげる

など。

勉強は大学受験である18歳まで継続しなければいけないので、そこから逆算すると、幼少期はとにかく「勉強嫌いにさせない」ようにします。
そのためにも、ある程度親御さんが環境を作ってあげる必要もあります。
それはある意味、勉強に関しては「甘めに見てあげる」ということでもあります。

ただ、幼少期の場合は、「しつけ」もきちんと教える必要があります。

各ご家庭の教育方針に沿って、きちんとお子さまに教えていくようにします。
場合によっては、「叱る」ことも出てくるかもしれません。
感情的に怒るのではなく、人格を否定するような言葉を言うのでもなく、やってはいけないことをきちんと伝えることは、しつけとしてとても大切なことです。

このしつけとは、勉強を少し別物として考え、「気持ちよく勉強できるように」「勉強嫌いにならないように」という視点で考えると、親御さんのメンタルも不安定になりにくいと思います。

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