英単語帳いつも持ち歩いてるんだって。
年末、小6の姪っ子が教えてくれた。
友達が、少しでも時間が空いた時に開けるように単語帳を携帯してるって。
受験か、大変だなー。
なんて思ったら全然違った。
勉強じゃない。いや、勉強だけど、何かに強いられて勉強してるわけじゃない。
その子は、英語でコミュニケーションを取るために、自発的に学んでるらしい。
いや、本来、言語学習って、言語でコミュニケーション取るためにするはずだから、そんなの当然。そんな当然のことが、全く頭に浮かばなかった自分に、結構ショックを受けた。
その子、TikTokやってるらしい。
そして、英語でコメントやらメッセージが来ることも多いらしく、それにちゃんと応えたいらしい。
それで、英語勉強してるんだって。
…今のところ、今年一番、心を動かされた。
何というか、自分の中の偏見とか固定観念が炙り出された感じ。
学生時代の英語学習って、無理やりやらされるもんだよね、
生きた英語なんか、留学でもしない限り、日常生活で触れられないよね、
「SNS中毒」なんて言葉もあるし、SNSって害悪だよね、
とかとか。
いや、よーく考えたら、私の考えてることは、おかしい。姪っ子のお友達がやってること、全部当たり前だ。
繰り返すけど、言語は人と意思疎通とるために習得するものだし。
SNSだって、人と人との交流の場。国際交流だってできる、便利なツール。
なんだか、自分の英語学習を思い返す良い機会になった。勉強のやり方も、向き合い方も。
知らない小6の女の子のこと、羨んでしまう。
学んだもの、全部ちゃんと自分に引き寄せて考えるから、言葉が染み込むのも早いだろうな、と想像する。
あ、このフレーズ、今度使ってみよう、とか。
でも、そっか。そうすればいいのか。
今、私は漫然と英語学習してる。
いつか、会議で通訳なしでも話せるようになりたいな、とぼんやり思って勉強してる。
「いつか」が遠い気がして、切迫感ないんだよね。
やり方考えてみよう。
ちょっと、というか、かなり行き詰まってる英語学習、刺激をもらった。