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【速報】能登の高校生が気仙沼の復興をめぐる「問いストーリーCAMP」開催

能登の高校生を気仙沼に招待する夏キャンプ。参加してくれた高校生や運営企画の大学生、地元気仙沼の協力者のおかげで大成功でした!一体何が行われたのか、写真で伝える速報レポートです。

「もし能登の高校生が気仙沼の復興の物語を見に来たら、何を感じるだろう?」という問いがからはじまったこのプロジェクト。気仙沼出身の大学生を中心とした学生チームと企画してきました。みな、高校時代に気仙沼でプロジェクトを起こし探究してきた学生です。

今回参加してくれた能登の高校生は11名。8月4日〜6日の2泊3日で、キャンプのテーマは「リフレッシュと探究」。リフレッシュしたい人は思いっきりリフレッシュしてもらう、探究したい人は思いっきり探究してもらう、そのために事前にオンラインで希望を聞いてやたらとコースに分かれる合宿を設計しました。

運営は多少煩雑になりますが、当日ももちろんコース変更可能。一人ひとりの「やりたいことをやる」にこだわりました。いつだって探究はアダプティブ(個別最適)なのです!

新幹線で一ノ関駅に到着!大学生がお出迎え
バス車内で大学生によるレクリエーション
まったりコースは民宿「唐桑御殿つなかん」でまったり
漁港でまったり
一方は気仙沼の復興を引っ張って来た人たちをめぐるコース
活動中の気仙沼の高校生にも出会って話を聞く
復興って何かが起こりそうな「わくわく」のことなのかも
再集合!「七尾」を背負う男子発見
フリータイム!自由に分かれて「気仙沼みなとまつり」へ
海上打ち上げ花火と打ちばやし大競演
翌朝、養殖漁師のクルーズコース出港!大島へ!
全員JFキャップでホタテの焼き方を伝授してもらう
こちらのコースは海に飛び込み!SUP!そして急きょシーカヤックも!
そのまま唐桑半島の民家でそうめんをご馳走になる…と当然こうなる
太平洋の海鮮丼〜!
午後は、復興のシンボルのひとつ「みしおね横丁」の誕生秘話を聞いたり
七尾の商品開発を探究している高校生はこの方を訪ねたり
輪島の漁業の復興を探究したい高校生はこの方を訪ねたり
都市計画と防潮堤を探究したい高校生はこのあと「道の駅 大谷海岸」へ
そして震災後の移住者代表はやっぱりこの人
午後も遊びたい人はトランポリンパークへ
復興の過程でトランポリンパークを生んだ「漢」に感動
太陽が海に沈まないことを発見する日本海の高校生
再集合!BBQパーティーでホタテ焼きを披露する高校生
まるまるとしたカツオと格闘する高校生
「漁港に花火しに行く人ーー!」
最終日、津波を被ったこの家で、女将からエールをもらって集合写真
最後はみんなで3日間を振り返り
このまちで、どんな「問い」が生まれた?
さぁ能登に帰ってから何をしようか

今までで一番楽しい旅だった!

楽しすぎてやばい。

はじめはそんなに探究ができる気がせず、問いが生まれるかわからなかったけど、僕たちと違う地域の話を聞けて、これからを変えるような問いができた。

気仙沼の魅力を教えてもらう際に皆さんから気仙沼のことが大好きなのが伝わってきてとてもあたたかいまちだなと感じました。ホヤぼーやのことが大好きになりました。また絶対に来ます!!

気仙沼で3日間過ごせてすごく楽しかったです!!たくさん楽しんで学ぶことができました。輪島に帰ってからも探究を深めていきたいです!

以上、速報でした。

東日本大震災を経験した気仙沼ならではの能登の応援の仕方があるんじゃないか…そんなことを1月からずっと考えていました。それがひとつ形になったことに安堵してますし、協力いただいた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

一緒に企画してくれた気仙沼出身の大学生にとって、地元の「復興の再発見」になったことも大きな発見です。幼少期に震災を経験した彼らは「復興が当たり前だったから、逆に意識したことがなかった」と言います。能登の高校生よりメモを取って、地元の大人の話を聴き入る大学生もまた印象的でした。

さっそく「第2弾を企画しよう!」という声を高校生からももらってますので、引き続き仲間募集!お金集めの方法などアイディアください。

「問いストーリーCAMP in 気仙沼」は、Yahoo!基金「2024年度 能登半島地震 復旧・復興支援助成プログラム」の助成を受けて実施しました(過去記事)。高校生全員の新幹線代をはじめ、私たちスタッフの人件費以外のプログラム費は充てさせてもらいます。(人件費分はそのまま赤字。)まるオフィスへのご寄付もいただいております。おかげさまで、高校生の参加費無料で実現できました。ありがとうございました。

一般社団法人まるオフィス 代表理事 加藤 拓馬

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