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旅具店のライフハック。長期で海外にいくのなら

テントを背負って3年ほどAUS/NZ、時々東南アジアを放浪した旅具店が、旅を続けていく中で見つけたちょっとした工夫を紹介。

①パスポートのコピーをクラウドに保存しておく

そんなに頻度は高くないものの、海外で何かを申請する際には必ずと言っていいほどパスポートの提示/データの添付を求められた。
対面の場合はパスポートを持参すれば良いが、ウェブ申請の場合はデータを添付しなければならないのでパスポートを写真に撮ったりスキャンしてクラウドに保存しておくと便利だ。
その都度携帯で撮影して添付してもいいのだが、
iPhoneで撮った写真の拡張子がどーだ、とか、
サイズが大きすぎる、とか、
PDFじゃなきゃダメ、とか、
出先で申請しようと思ったらパスポートが手元に無くて写真とれない、とか
意外と面倒なのだ。

ちなみに、パスポートのコピーを印刷して紙媒体でも持っていたが、パスポートは原本にこそ効力がありコピーは紙切れに等しい。そのため使う機会は全く無かった。

②証明写真を撮っておく

こちらも頻度は低いが時々ある『証明写真の提出』。
必要になってから現地で撮れば済むのだが、日本のようにどこでも証明写真が撮れるとは限らない。
AUS、NZでは郵便局で撮影してもらうのが一般的だが、日曜日は営業していないし、平日も早い時間に閉まってしまう上にクオリティも低い。
それに、日本のインスタント証明写真は1枚のシートに複数のサイズの写真が印刷されているのに対し、海外郵便局撮影の証明写真は1つしかサイズが選べない。(今は違ったらごめん)
旅具店は日本で2回くらい証明写真を撮影し、サイズ違いを色々揃えてから出国する。
①のパスポート同様にデータをクラウドに上げておく方法もあるが、パスポートはウェブ申請時に添付を求められことが多いのに対し、証明写真は書類に貼り付けて提出するケースが多いので、写真そのものを持ち歩く方が便利だと思う。
書類によっては "撮影から〇ヶ月以内の写真" などの指定もあるが、旅具店は気にせず何年も前の写真で提出している。
いままでそれで何か指摘を受けたことはない。

③S字フックを持って行く

S字フックは正義。
バックパッカーに宿泊するときにも車中泊するときにも、こんなに役に立つアイテムは他に無いかもしれない。
安宿では割り当てられたベッドの上だけが自分のテリトリーだ。
狭い空間をどのように使うかで快適度が決まる。携帯の充電器や洗面用具など、使用頻度の高いものは小さな袋にまとめてベッドの柱に掛けたS字フックに吊るす。
安宿のベッドは大体金属のフレームの2段ベッドなので、S字フックが引っかけられないということは殆どない。
長距離バスに乗る際もS字フックを活用して座席に持ち込んだ荷物を整理すると良い。
余談だが、AUSにはS字フックが売っていなかった。
そんなことあるか?と思いホームセンターや家具屋やスーパーを探したが発見できなかった。旅具店だけかな??
真相は分からないが、NZでもS字フックを見つけるのは難しく、ようやく発見したのはアジア系の雑貨を扱う100円ショップのようなお店でだった。
海外に着いたその日から活躍するアイテムなので日本で買っていくのがいいと思う。

2段ベッドは下段の方が圧倒的に暮らしやすい(写真のようにカーテンを
付けたり物を吊るしたりできる)。上段の人はカーテンレールやベッドのフレームに自分の荷物を吊り下げる。


④ワイヤー式の南京錠を持ってく

空港で夜を明かすときや安宿でベッドを離れる時、バックパックを持ち去られないように柱などに固定する(※貴重品は常に身に着けておくこと)。
長距離バスに乗る際は、友達の荷物と自分の荷物を何個かまとめて鍵を掛けてから預ける。そうすると紛失のリスクが低くなる。
ペンチなどで簡単に切られてしまうようなワイヤーではあるが、さっと持ち去ることが出来ない分、少しは防犯になっているかなと思う。
ちなみに、カギを使って解錠するタイプではなく、数字のダイヤルを回して解錠するタイプを強くお勧めする。
カギを差し込んで解錠するタイプは、結局そのカギをどこかに保管しなくてはならない。
旅で浮かれているうちにそのカギを紛失したら一巻の終わり。
そうならないように旅具店は必ずダイヤル式を選ぶことにしている。

ワイヤーは巻き取り式で長さを調節できる


⑤『ライター持ってる?』を教える

これは友達が編み出したコミュニケーション方法なのだが、秀逸なので旅具店も真似している。
海外に行くと必ず自国の言葉を教えあう機会がある。そのときに外国人の友達に『ライター持ってる?』というフレーズを日本語で教える。
煙草を吸わない人にはあまり意味のないフレーズだが、旅人の多くは喫煙者なのでライターを貸し借りする機会はとても多い(ちなにみ旅具店は煙草は吸わないのだが、旅中は基本的にキャンプ生活なので常にポケットにライターが入っている)。
これを教えると日々の生活の中で突然『あーー、Yuka、らいた、もてる??』というとても可愛い片言の日本語が飛び込んでくる。
これを突然言われると、あまりの可愛らしさにニコっと笑顔になる。

他にも日々使える小ネタは沢山あるのだが、長くなるので残りはまた別の機会に。

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