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加藤K エッセイ 生命・宇宙・兄弟


世界は、ビッグバンから始まったと言われている。生命の根源を辿っていくと、ビッグバンの宇宙のクロスする瞬間まで遡る。生きとしいける全ては、木も草も蟻も海も星々も皆兄弟ということになる。
ただ、自分にとって両親は兄弟ではない。大いなる心から枝分かれしてきた一本道の一番身近なご先祖様である。
父親のご先祖様の記憶、母親のご先祖様の記憶、全て遺伝子に溶け込んで人は生まれる。今生きている人間は、一人一人、進化の最先端の存在である。
宇宙、生命は、ビッグバンという種から生まれた、大きな樹木の様な家族だと思う。
すべては一つ、Johnの歌ったイマジンなのだろう、、。子を想う母親の愛情は、宇宙を生んだ大いなる母親の心の分身なのだろう。
また、生命一つ一つも、雄・雌という、陰と陽のクロスした小宇宙と言える。
キヨシローは、そんな思いも込めて「愛し合ってるかーい♪」とシャウトしたのだろうか(笑)。
今日は、年老いた母親の面会に行って、こんなことをつらつら思ったのです。

2020年11月10日

加藤 K記

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