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中国生活

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#上海駐在生活

それが魔都、上海

それが魔都、上海

日本語だけでも暮らせる街、それが魔都上海

 お昼ご飯をとある日本料理屋で食べていたら、あちこちから「日式」中国語が飛んでくる。それに対して「啊啊啊?」とか聞き返さない優しい中国人の店員さん。ここは、どこなんだ。そう、それが魔都、上海。

 多少発音が悪くても、店員さんが、社員が脳内で予測して翻訳して理解してくれる。「啊啊啊?」のない社会、それが魔都、上海。

 敵国扱いされている国から来ている日

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中国って鼻炎(副鼻腔炎)の人多くない?って話

中国って鼻炎(副鼻腔炎)の人多くない?って話

今年の上海の秋はいきなり訪れた感じで、気温差にやられて風邪を引いたり、鼻をぐしゅぐしゅしたりくしゃみをしたりしている人をあちこちでみかける。

私自身も慢性鼻炎持ちで、鼻炎が酷くなると副鼻腔炎を発症するので、毎年この季節は非常に辛い。酷い場合は、目の奥の方にある嚢胞に膿がたまり激しい頭痛を起こしたりする上、手術しても再発するので非常に厄介な病気である。

うちの会社の社員もかなりの人間が鼻で苦しん

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自分が考えてるよりも他人は自分に興味がないよねって話、そして膝が地味に痛い

自分が考えてるよりも他人は自分に興味がないよねって話、そして膝が地味に痛い

 今朝の話なのだが、家の近くで走って信号を渡り切った後、何かにひっかかって豪快にずっこけた。両ひざから流血し手の皮も向けた。幸い軽傷である。そもそも空手で打たれ強い身体なので、骨が折れてても痛いと思わない人間である。まあ、それはどうでもいい。

 ずっこけた瞬間私の脳裏に浮かんだのは、「うわっ、俺だっせー」というものだったのだが、ここは中国。顔を上げてゆっくりと起き上がったが誰も私のことを見ていな

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子育てに正解はないよなって話

娘の日本語教育について私なりの見解と覚悟を書いた下記NOTEだが、結構色々な方からの話を頂いて非常に興味深かった。

私自身も恐らく子供が大人になってもずっと彼ら彼女を「子供」として教育する機会は死ぬまであるだろうと思う。昔通っていた塾の広告用ポスターに書かれていた言葉がいまだに忘れられない、「人間って一生勉強らしい」。(人生においてどの段階・時期でも常に勉強する必要がある)

人ぞれぞれの育て方

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中国の産後院体験記

中国の産後院体験記

待望の女の子が誕生!

2020年4月、中国ではコロナ禍がひと段落し、落ち着いてきた頃、私にとって初めての女の子が上海で産声を上げた。

当初、予定日になってもなかなか出てこず、色々調べても異常が見当たらないからもう少し待ちましょうと医者が言っていたのだが、お腹が痛い痛いと訴える妻の苦しむ姿に、これはおかしいと思い、本人の要望もあり帝王切開にて赤ちゃんを取り出すことにした。

結果的にはこれが大正

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