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体の使い方を知る事が大事。

これはエステティシャンでボディをされる方、整体やリラクゼーションマッサージをされるセラピストさん皆さん同じですが、
『体の使い方』が大事です。

整体をされる方は、そこら辺は理解された上でお仕事をされているでしょうが、エステシャンやセラピストさんからは、『腰痛』や『手首の腱鞘炎』の悩みをお聞きします。

以前、お客さまのお子さんで部活でスポーツをしている子が、『腰痛』で悩まれ、どこに行っても原因も分からず痛みも治らなかったそうです。
評判を聞き、遠くは関東の有名な整形外科の先生に診てもらい、腰痛の原因が『足の指の付け根』だと言う事までは判ったそうですが、痛みはどうにもならず、お子さまを連れ私のサロンに相談にいらっしゃいました。

とは言いましても私に出来る事はありませんが、見て気付いた事がありました。
それは『腹筋』が緩い事。
きっと基礎運動もしっかりしているでしょうに、何故?と疑問に思いましたが、『ねぇ、ボールを受ける時の姿勢を見せて?』と見せてもらいました。

なるほど。きっと上手じゃない子ってこうなのね、と私は思いました。
ボールを受け、ドンッと地面に足を着けています。
それもカカトから。

私は『プロの選手を見てごらん?ボール受けたらきっと音もなくスタッと着地してるよ?』
そして座っている時の姿勢も腹筋を使わないで座っているので、座り姿勢も指導しました。

ドンッと地面に足を着けると何となく『やってる感』はありますよね。

私は、恐らく彼が、腹筋が弱い上に足の裏や指をしっかり地面に着けて、蹴り上げられていないからカカトからドンッと着地をし、いつも腰を突き上げてる状態になっていると思いました。

『立ち方、立っている時の重心のかけ方、地面の蹴り方』
コレはとても重要です。

それがちゃんと出来ていないと『体幹』が使えないからです。
公立の部活の先生に、そこまで分かれと言うのも無理な話だと思いますが、
上手にならないから、一生懸命よく分からずにトレーニングを重ねて、逆に体を痛めてしまっているのだと思います。
成長期に勿体無いなぁ、キチンと指導する人がいれば違うのになぁ、と心から思います。

私達の様に体を使う仕事をする人間にとっても、体の使い方はとても大事で、『仕事を長く出来るかどうか』に影響します。

足と同じく、手の使い方も指と手首の向きや使い方が悪いと『腱鞘炎』になってしまいます。

例えば、ピアノを習い始める子が、自然と手首を上手に使える子は伸びていきますが、使えない子は大体4年生位で難しい曲を弾く様になった頃から伸び悩むのです。

なので私はスタッフが入ると、先ず『体の使い方』から教えます。

最初が肝心です。クセがついてからは中々直すのが大変です。

それが分かっていれば、私の様に『運動神経が悪くて運動経験ナシ』の人間でも『体幹』を使って、長く仕事が続けられるのです。


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