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選ばれしもの、選択すること

はじめて可愛い服を買ったときのことを鮮明に覚えています。

『このお洋服が着れて似合ったら、選ばれしものだよ』
初めての試着ができずに迷っている時にお店のお姉さんが言ってくれました。
お洋服も人を選ぶという、幻想的な想像をさせた言葉は、出会ったお洋服一つ一つが宝物に思える呪文になりました。
呪文がなければ越えられなかった境界線が確かにありました。

着ると着ないの境界線を越えることについて、こんな考え方があります。

あなたは可愛い服を着れないのではなく、着ないことを選んでいる

ファッションクリエイター millna

「可愛いお洋服を着ないことも、あなたの選択で、その背景にある気持ちや思考は、着ることよりも遥に素敵で美しいものだ。」

誰かの悩みにドールのお面を着ける可愛い女の子(millnaさん)が答えていました。

できなくて悩むこと、やらない選択をすることって惨めでかっこ悪い感じがするけど、必ずどこかに美しい要素を秘めている。

この考え方が、すごく好きです。
自分や他人のネガティブ要素に愛をみつけて美しいものに変換することができたら、ちょっと気が楽になった。

何かを選んで、誰かに選ばれてを繰り返す世界って、疲れるし傷ついたりもするけど、
どこかで小さな愛を見つけられたらちょっと幸せになれるきがします。

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