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【つくること】 第1回超映画総合研究所”志田ゼミ” DAY2(2023.08.25)レポート


前回から約2週間後の再招集です。この間に観てきた推薦作についての感想を、各々発表し共有するのがDAY2のメインイベント。プレゼンター諸氏、ギャラリーの皆様、結果的に全員が、感想、想いを熱く語る、充実の2時間10分となりました。

以下、感想内容を抜粋して記載しますが、あくまでも要点だけで、実際の会場ではディスカッションはもちろん、良き脱線話も含めて、大いに盛り上がるやりとりが展開いたしました!

『るろうに剣心』
・原作マンガは読んでいたが、こんなかたち(アレンジ)で映画化されるのかと、その対比が面白かった。
・今回の推薦作一本を観て、次が気になってしまって、次の作品も観て、また次も観て、結果的にシリーズ全5作を観てしまった!
・とにかく佐藤健の殺陣を観ていたいので、そこばかり観ていた。そして見惚れた!
・『RRR』のアクションシーンは違うタイプとは言え想起させられた。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
・様々な細かいギミックがどんな意味を持つのか、はっきりとわからないところがいい。
・過去と現在、すべてのシーンが人生の意味に繋がる演出。
・海上での戦争バトルの視点が凄い。実際に交戦しているときはあんな感じなのだろうと思った。
・恋愛ストーリーとして楽しめた。一番輝いているシーンこそ、とても切ない。
・『フォレスト・ガンプ』のようだと思い、調べたら同じ脚本家だった!

『戦場のメリー・クリスマス』
・戦争の敵同士がクリスマスだけは休戦するイイ話だと思っていたが、全然違った…。
・坂本、たけし、ボウイ。キャストたちのぎこちない演技が逆にいい。
・ボーイズ・ラブ的な風潮がまだ無い時代の作品として観ると強烈。
・後半のセリアズ回想シーンの真意とは?(見解をディスカッション)
※オンライン参加のプレゼンターがサプライズでテーマ曲のピアノ演奏を披露!

『激突!』
・煽られ、追いつめられる感じで恐怖というより精神的に参ってしまう作品。
・音楽がほとんど無くトラックの爆音などでハッとさせられる演出が凄い。
・頑張って張り合うのはいいけど、自分ならすぐ警察に通報して取り締まってもらうのに!
・ずっと走り続けている映画で『スピード』を思い出した。
・重量物落下シーンがアメリカ映画に多いのはなぜか?(見解をディスカッション)

『ロード・オブ・ザ・リング』
・原作書籍をプレゼンで紹介されたのが良かった。そういうテーマで
映画原作書籍を集めて紹介するのもいいとヒントを貰った(図書館関係者)
・シリーズものの醍醐味が堪能できる作品。少しずつ指輪に翻弄されていく物語が面白い。
・話題の大作シリーズは比較的長尺が多くどうしても「あとで」になりがちだが、だからこそ見終えたときの達成感が凄い。
・他の話題になった三部作(トリロジー)映画の紹介も。

『はじまりのうた』
・ラスト、主人公が選んだ方法がとてもいいと感じた。どちらかを選ぶのではなく、自分がやりたいことを優先するということ。
・登場する楽曲が少しずつ肉付けされ、バージョンアップしていくのが面白かった。
・『エイミー』『スクール・オブ・ロック』も思い出した。
・「プレイリストを見ればその人がわかる」は名言。
・生活に大切なアレとは、自分のプレイリストを作ってみること。
・マーク・ラファロがハルクにしか見えないので困った(マーク出演映画多いことも指摘)

『サイコ』
・二転三転、感想を言うにもネタバラシに繋がる、こんな映画ははじめて、
しかしこれこそが映画だ!と感動し、見終えたあと拍手してしまった。
・面白かった。ネットで調べたらなんと続編があることを知った。
リブートかと思ったら、続きの話だった!
・トリュフォーのヒッチコック書籍も読み返した。
DVDも持っていてメイキングも観て公開時エピソードが面白かった。

それぞれの作品感想後には志田さんからさらなる関連推薦作を提示。映画にはその一本に多くの情報量が詰まっているので、そこから枝葉に分かれたさまざまなポイントを追っていくのも映画の楽しみ方、映画の奥深さではないかと思っています。

2日に渡って開催した志田ゼミ。今回だけでもかなりの情報量だったと思いますが、参加者の方々は既に映画の観方がかなり変わってきているのではないでしょうか。

同じように友人やご家族の皆さんと一緒に、このように映画を繋げていってもらえたら嬉しいです。映画は語り継いで、何度もバトンを渡していくべきもの。是非映画で心にゆとりをもっていただき、さまざまな人たちと繋がりを得ていっていただければ嬉しいです。


※最後の写真以外はギャラリー参加のOさん撮影のものです!ありがとうございます😁

以下は志田さんの解説で触れられた映画のリストです。
本編で紹介された映画とどう関連しているのかは、現場にいた人たちのみが知る特権😄次回、皆さんもご参加のほど!


『ミュージアム』2016 
『3月のライオン』前編・後編 2017
『レジェンド&バタフライ』2023

『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』 2020

『パニック・ルーム』2002
『ゾディアック』2007
『ソーシャル・ネットワーク』2010

『ビューティフル・マインド』2001
『キャスト・アウェイ』2000
『スポットライト 世紀のスクープ』2015

『青春残酷物語』1960 
『絞死刑』1968 
『御法度』1999

『地球に落ちてきた男』1976

『コミック雑誌なんかいらない!』1986

『ラスト・エンペラー』1987

『ジョーズ』

『救命艇』1944

『救命艇』1944
『ロープ』1948
『裏窓』1954

『スピード』1994
『キューブ』1998
『フォール』2022

『パニック・ルーム』2002

『ゴッドファーザー』1972/1974/1990

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』1985/1989/1990

『バットマン ビギンズ』2005
『ダークナイト』2008
『ダークナイト ライジング』2012

『ボーン・アイデンティティー』2002
『ボーン・スプレマシー』2004
『ボーン・アルティメイタム』2007

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』2009
『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』2011
『ハングオーバー!!! 最後の反省会』2013

『ONCE ダブリンの街角で』2007
『シング・ストリート 未来へのうた』2016

『インクレディブル・ハルク』アベンジャーズ・シリーズ
『ゾディアック』2007
『スポットライト 世紀のスクープ』2015

『サイコ』1960 
『サイコ2』1983
『サイコ3/怨霊の囁き』1986

『サイコ』1998



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