コーヒーから、エチオピア🇪🇹をみる

みなさん、こんにちは。

「 おいしいコーヒーの真実 」を観ました。

2008年の作品です。

◇◆コーヒーから、エチオピア🇪🇹をみる◆◇


目覚めの朝にコーヒーで目を覚ますことを習慣にしている人は多いと思います。コンビニのコーヒーがお値打ちになったこともあり、通勤・通学中に飲むということが普通になった光景もよく見かけます。

私も若い頃(20年ほど前)アパートから会社までの道のり(歩いて10分ほどだけなんですが)途中に、自販機で缶コーヒーを購入してそれを飲みながら会社に通うことを習慣にしておりました。

自販機から落ちてくる缶コーヒーの音に酔いしれていた行動感覚に、結婚当初の妻が「(お金が)もったいない」とよくこぼすようになってから、缶コーヒーを自販機で購入することもなくなりました。

私のように「コーヒー」に関して、何らかの思い出がある人は多いと思います。

最近、私がはまっているのは焙煎された豆を購入しそれを自宅で挽いて淹れたコーヒーを飲むことです。(コーヒーミルを使ってみて、初めて知る粒度の違いについて (自身のブログ)でもコーヒーの想いを書いております)

もっとマニアな人になると、生豆を購入し自家焙煎するというところまでいくみたいですが、手間を考えると、、、二の足を踏んでしまっているというのが本音です。(そちらの方がトータルコストは安くなるそうですが、、)

そんなコーヒー好きな日本人にとって思い入れのある飲み物のことを少しでも知ろうと考え観ました。

しかし、生産者の人たちが経済的に苦労をされている姿を観て心が痛みました。しかも、その生産者たちが私のお気に入りのコーヒー豆の生産国(エチオピア)だっただけに尚更でした。(第一次産業が他の産業より、稼げないのは世界共通の課題です)

ファストファッション業界が、後進国の工場で安く作らせ、その製品を先進国で売るという手法が他業界であるコーヒー業界でも使われていることを報道している内容の映画でした。

そんな厳しい経済状況の中でも、コーヒー生産者のために組合を作ってフェアトレードで購入してくれる業者を探している人(主人公)を追いかけておりました。

しかし現実は厳しく、そのような善良な活動をされている人もいればその反対に「お金が稼げないと生きていけない」と言うコーヒー農家も出てきてしまいました。その農家がとった対抗策は、麻薬になる植物の生産でした。最終的には、その植物の葉はヨーロッパやアメリカに回り麻薬として扱われると話されていました。

先進国の人間が生産コストを無視した価格でコーヒー豆を安く買い求めた結果、自分たち(先進国)の生活の場を脅かす(犯罪など)原因になるということを暗に提示していました。

世界は繋がっているという事実を確認できます。

そこで、現在のエチオピア🇪🇹のGDPに興味を持ってググってみるとこの作品が報道していたように2002年は7.851billion USDだったのが20017年は80.56billion USD と10倍以上もGDPが向上していました。もの凄い経済成長です。

おそらくこの作品の頃のような貧困は治っていると考えられますが、その反面にまた別の問題が発生している可能性はあります。(例えば富めるものと貧しいものの格差問題など)

エチオピアの経済発展がコーヒーのおかげでなく、先進国の工場誘致策(日本を見習ったという記事を発見 エチオピアとケニア GDP逆転で思うこと
アフリカ@世界
 参照記事)

「おいしいコーヒーの真実」公式サイトを見ると、この作品の監督たちが

現在は、アフリカの中国人を描いた次の長編ドキュメンタリーを制作中。

と中国のアフリカ支配の様子を問題視していることがわかりました。

日本も江戸から明治に移り変わる時に、西欧文明を受け入れることはメリットもデメリットも両方もたらされる。それを併せ飲まなければならないと言った趣旨の内容を昔読んだことがあります。

エチオピアの現在は、文明開化の日本の現状に似ているのかもしれません。

話は変わりますが、インスタグラムに自分で書いた絵を最近投稿しております。

そこで、いいねをくれたのがエチオピアの隣国であるジブチ共和国の女の子だったんです。

その子とチャットでやり取りすると、私たちがお世話になった「ドラえもん」のことを知っており、アフリカにまで「ドラえもん」は知られているんだと感慨にふけってしまいました。

また、その子は日本のドラえもんファンが創作した「ドラえもんが死ぬ」というエピソードに涙したと返信してきました。

私たち(中高年世代)では、そんな2次創作作品のことを知らなかったからまたまたびっくりしてしまい、何度もググって「ドラえもん」の2次創作の事件の概要を知ることができました。

海外の人から、知らないことを教えてもらえる機会が増えたことにも驚きましたが、アフリカ諸国が私たち日本人が想像している以上に発展してきているのかもしれません。

私のように中高年になると、海外旅行より国内の温泉旅行に興味を持つようになってしまいます。(私の周りだけの話かもしれませんが、、)

若い頃に比べ、世界を見て回りたいという欲求が低くなりやすいです。

そんなジジくさい思考を払拭するためにも、新しい知識を今後とも取り入れていきたいです。

みなさんは、貪欲に知識を獲得されようとしていますか?

今日は、この辺りで終わりにしましょう。


◇◆商品の説明◆◇


コーヒーは世界で最も日常的な飲物。全世界での1日あたりの消費量は約20億杯にもなる。世界市場において、石油に次ぐ巨大な国際的貿易商品でありながら、コーヒー生産者は困窮し破産せざるを得ない現実。

筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★★★ (5.0)
万人受け    ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い  ★★★★★ (5.0)

*(注意)

哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています。

では、またお逢いしましょう。

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