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あと2か月で19が終わる

大学生になった今でも、希死念慮は変わらず私の中にいる。
いつでも暖かく迎えてくれる存在が希死念慮だった。

声可愛いとか写真うまいねとか芸術のセンスあるとか癒してほしいとか同い年じゃないと付き合えないんだよねとか俺はずっとヤりたかったよとか、うるさいんだよもう、好きだったよ全部全部汚くて気持ち悪い。

一人暮らしを始めてから、毎日寝落ち通話をするようになった。知らない誰かと。寂しい人はアプリを使えばいくらでも見つけられた。寂しい同士、上澄みの同情と愛情だけをなめあった。

破壊、破壊、破壊。自他どちらに向いているかもわからない刃をひたすら研ぎ続けてる19の夏。

救いを求めている。ひたすら救いを芸術に求めている。芸術は好きだ、一方的に愛していても嫌われないから。孤独感を抱きしめながら芸術の沼に落ちていくのだ。 

ねえ、どうしたら私を好きになってくれる?


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