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刀展示ケースと背面色の色味について、メリット、デメリットなど

製作している刀展示ケース「卓上短刀箱」と「卓上刀箱」は注文時に背面及び土台の色味を3色(青、黒、白、いずれも起毛素材)からお選び頂けます。
基本的には好みの要素が大きいのですが、各色味のメリット、デメリットについてお伝え出来ればと思います。

・黒色

メリット

暗い部屋で鑑賞すると刀身が浮いているように見えやすい。
鑑賞していて目が疲れにくい(気がする)。

デメリット

明るい部屋で見ると正面のパネル部への映り込みや埃が目立ちやすい。


・青色

メリット

ライトの当て方で青の色味が変化し様々な雰囲気を楽しめる。

内蔵の地鉄ライトを点灯した際の青色。鮮やかな青色に。
外部から刃文を見る為にスポットライトのみを当てた際の青色。落ち着いた濃い青色に。

デメリット

明るい部屋で見ると正面のパネル部への映り込みや埃が黒程ではないものの目立ちやすい。
青と黒の反射具合の比較は以下が分かり易いかもしれません。


・白色

メリット

明るい部屋でも映り込みと埃が目立ちにくい。


デメリット

白はライトの光が当たると明るく見えるので良い意味でも悪い意味でも刀身と展示ケースがセットで目立ってしまう為、暗い部屋で刀身だけ浮いたような展示がしたい場合、相性は悪いと思われる。


・終わりに

簡単にですが各色味のメリットデメリットについてでした。
部屋とのバランスを見て色味を決める事が多いとは思いますが、色によって違いがある事も知っておいて頂ければ幸いです。
基本的に埃などは白く見える為、背面の色が濃くなればなるほど目立ちます。
ちなみに展示ケースの内蔵ライトは光の強さを調節出来ますが、内蔵ライトの光を弱くすると埃が目立ちにくくなりますので、ケースをお持ちの方は是非トライしてみて下さい。


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それでは皆様良き御刀ライフを~!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。

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