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刀ブログやっていて良かった事 3選

このブログもあと7日位で1400日連続更新になります。
1400日と書くと自分でも良く分からないのですが、3年9ヵ月位です。
よくまぁ自分でもここまで毎日更新出来たなと感慨深くなります^^;

この趣味の刀ブログでは、主に刀や刀装具にまつわる購入や鑑賞、展示会のレポ、自身の蒐集物の観察など自身の体験をベースにした内容の他、製作している刀展示ケースの事などついて日々気ままに書いています。
当ブログを読んで下さった方の中で1人でも「刀や刀装具が面白い」と思ってくれたらそれで嬉しいと思い書いていますが、展示会などでこのブログがきっかけで刀に興味を持ち買うまでになりました!と言ってくださる方もいて嬉しくなります。
私自身にとっても日々話題探しや文字起こしをする事で少なからず頭を使う事になるので思考の整理やボケ防止にも役立っているのではないか、と思いたい所です。

とこんな感じですが、3年以上も続けていると意外に良い事も沢山起こりました。逆に悪い事は特にありません。毎日書くのが面倒な事くらいでしょうか。
という事で今回はブログを1400日続けていて起こった良い事を3つ紹介します。継続していると誰かが見てくれているものですね。


①メディア関係の取材はブログきっかけが多い

雑誌やネット記事への掲載、撮影依頼などを時々頂く事があるのですが、殆どのメディアの方が不思議とこのnoteを見て声を掛けて下さっています。

その際とても有難い事に、例えば私がケース作りを始めるまでの経緯についてであったり、初めての刀を買う時の事など、事前に読んで頂けている事が多く第3者に自分の事を伝えやすくなった、という効果もありました。
言葉で話す時も一度文章にしているからか結構すらすら話せる気もします。

何よりなかなか自分の事を自分で書くのは恥ずかしく書きづらいものです。
しかしメディアの方が上手い文章で分かりやすくまとめて書いて下さるのは私としても本当に有難いです。

(画像出典:note #てさぐり部 世界初の職業


②刀関係の検索で引っ掛かり易くなった

ブログを毎日書いていると刀の情報を沢山ネットに撒く事になります。
その最たるものが刀剣ワールドさんだと思うのですが、刀についてほぼ網羅して色々書かれているので大体何を検索しても刀剣ワールドさんが上位に表示されます。(他にもSEO対策など色々していると思われますが)
私のブログは全部が全部そこまで引っ掛かるわけでもないですが、「刀 ブログ」などとgoogle検索すると1ページ目くらいには出て来るので継続した効果かなとも思っています。
検索に引っ掛かって何か良い事あるの?と思われるかもしれませんが、刀箱師の中村という人がいる、と「知ってもらう」という作業は自営業をする上で最も大事な事に思うのです。



③コレクターの方から直接連絡頂く事が増えた

これが一番嬉しい事なのですが、趣味を同じくする大先輩コレクターの方から鑑賞会時や電話などでご連絡を頂ける事が増えました。
そうした方から「鑑賞の考察、楽しみながら読んでるよ」と声を掛けて頂ける事が。
非常に嬉しい反面、その方の貴重な時間を稚拙なブログで奪ってしまって申し訳ありません…と申し訳ない気持ちで一杯になるのですが、それでも中には「今度家に見においでよ」と言って下さる事もあり、最上級に嬉しくなります。
そしてそうした方の所蔵品は本当に凄い…。
そしてそれを集めてきた体験談も面白い…。
大体皆さん蒐集にあたり何度か失敗されているのですが、それを糧にして今があると口を揃えて言います。
私も過去買って失敗した刀装具など数知れずあるのですが、諦めていけない…これを糧に…と心の支えにしています。

そうした普段なかなかお話出来ないような方々と関係が築けたのは、このブログのお陰だったような気がしていますし本当に続けて良かったなと感じています。


④終わりに

自分がどういう時に楽しいと感じるかを改めて考えてみると、やはり趣味を同じくする方と共通の話題(刀や刀装具)について語り合う時だなと…。
これだけ世代を越えて話が盛り上がるのは趣味だからこそに感じます。
刀の展示ケース作りもこのブログも行きつく先はコレクターの方との会話であり、そうした意味でも今やっている事は天職に感じています。

愛刀家として6年、愛刀装具家として2年とまだ新米も新米ですが、この趣味は何十年と長くなる気がしていますのでこれからも是非同好の皆様、よろしくお願い致します。


今回も読んで下さりありがとうございました!
面白かった方はいいねを押して頂けると嬉しいです。
記事更新の励みになります。
それでは皆様良き刀ライフを!

以下は初めて刀を買った時の思い出です。
当時緊張しながらも色々な刀剣店を訪れ刀を手に取らせて頂いた事など段々忘れかけてしまうのですが、今読み返すと割と鮮明に思い出せたりするので、こうした事も初心を思い出せるのでブログをやっていて良かった事かもしれません。

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。


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