刀装具を見に「美術刀剣松本」さんへ
気になった刀装具が有ったので事前に在庫確認と予約をして西葛西にある、美術刀剣松本さんを初めて訪れました。
場所は東京江戸川区の西葛西。
西葛西駅南口を降りて直ぐの場所にあります。
建物に入って3階へ。
…ありました！
店内に入ると男性の方2名が明るく迎えて下さいました。
特に刀箱師とは伝えていなかったのですが、ばれていました。
店内中心に刀装具がずらっと並び、壁面には一面刀が陳列されています。
（※写真は許可を得て撮影しております）
HPに掲載されている物中心に並んでいますが、中には載っていない物もありました。
量も多くやはり掲載がなかなか追いつかないようです。
刀は数十万円から100万～200万前後の保存や特保の物が中心に展示されている印象でした。刀装具も保存や特保の物が中心に展示されています。
店主の方曰く、「刀屋さんでは店の裏から刀を持ってくる所もあるが、うちは出来る限り展示するのがポリシー」とのこと。
そして美術刀剣松本さんは本店が野田にもあるのですが、現在はこの西葛西店に在庫の殆どを準備しているようなので、美術刀剣松本さんに用がある方は、西葛西店へ行かれるのが良さそうです。
・気になった刀装具
2つあり、それぞれ見せて頂く事に。
1つ目は本命だったのですが、実際に見てみると少しイメージと異なりやめました。
2つ目は準本命という感じだったのですが、実物を見てみるとイメージ通り表情が活き活きとしているように感じたのと、ポージングも常と違い面白さがある事、赤銅地に象嵌を入れるなど手が込んでおり好感が持てたので購入を決めました。
それとは別に成木鐔の在庫も聞いたところ、なんとまたまた丁度掲載用に写真を撮ろうとしていた所だったようで。
なんという縁。
撮影会場から戻ってきた鐔を見て購入を決断。
1つは信家写で好きな題目鐔だった事、もう一つは柳生鐔の写で鉄味も良く気に入りました。
最近何かと成木さんの鐔に縁が出て来て良い作品に出会う事が多くなってきたような気がして嬉しいです。
惜しむべきはもう亡くなられている事でしょうか。
せめて10年程前に刀剣趣味を始めていればお会いする機会もあったやもしれません。
成木鐔は現存数も多いので、これからもまだ見ぬ成木鐔の傑作を求めて良い物があれば手に入れられるように頑張ろうと思います。
・2023/7/14～7/16 即売会もあるようです
なんとタイムリーですが、来週7/14から3日間ビジネスホテル野田にて即売会が開かれるようです。
美術刀剣松本さんは即売会も色々な場所で多くやられているそうなので、タイミングが合えば行かれてみては如何でしょうか！
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↓この記事を書いてる人（刀箱師 中村圭佑
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