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野口哲哉さん作品「Hi!」

少し前に野口哲哉さんの作品を拝見。
野口哲哉さんの作品は2019年に富山秋水美術館で展示を見た時からその何とも言えぬ表情と甲冑姿の組み合わせにファンになったのだが、2年前には銀座SIXにて個展が行われていたのを興奮しながら見に行ったのは記憶に新しい。

今回の展示は能登半島地震復興チャリティー企画の一環だそうで、ポーラミュージアムアネックスにて「故郷」をテーマに様々なアーティストの方々が出品されていたが、その中に野口哲哉さんの作品もあった。

今回の作品は「Hi!」というタイトル。

野口さんの作品解説には「故郷」というテーマについて以下の様に書いてありました。

どこに住んでいても、肉体的、あるいは精神的に誰もが故郷と繋がっています。
故郷やそこに住む親類、あるいは昔からの友人に遠くからでも人目を気にせず大きく手を振って「やあ!」と声を掛け合う事が出来れば、どんなに心強い事でしょう。

手を振る様子はまさに遠くの誰かに向かって手を振り呼んでいるようなまさにその一幕に見えます。

因みにこの作品が着ているのは古い能登、加賀地方の「加賀具足」と呼ばれる形式だそうで。
そうした点も今回のチャリティー企画に合わせているようです。


因みに今回はチャリティオークション(サイレントオークション形式)という事で期間中に買いたい金額を書いて入札し、一番高かった人が買えるというシステムでした。
野口さんの立体作品は人気の為なかなか購入機会もありません。
いつか野口さんの立体作品を欲しいと願い続けていたので私も入札にトライ。

しかし残念ながら他にもっと高く入札された方がいたようで買う事は出来ませんでした。
残念…。
チャリティ企画は毎年やっているようなのでまた来年良さそうな作品があればトライしてみようと思います。

他にも野口さんの絵画もありましたよ。

こちらはオークション形式ではなく固定価格(15万円)なものの、抽選販売でした。こちらは応募せず。


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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

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