イルクーツクへ出発。シベリア鉄道の車窓と出会い【ロシア旅行記2】


シベリア鉄道に乗り込み、荷物を整理したらいい時間になったので、買ってきた夕飯を食べることにしました。といっても先程の爆盛アイスでお腹いっぱいだったので、キャベツのピロシキ一つで十分…。

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ロシアの大体のスーパーで売っていたこのりんごジュース、非常に美味しかったのでぜひおすすめです。また、各車両にサモワール(湯沸かし器)があって、いつでも熱湯が出るのでお茶も入れられる。ありがたい。

また、やはり海外旅行に延長コードは必須。(もちろんコンセントの変換器も)
複数人で行く場合は圧倒的コンセント不足になります。他に日本から持っていって良かったものを挙げておくと

・ウエットシート(風呂がないので必須)、除菌シート

・コップ(耐熱)

・暇つぶし道具(トランプ、本 etc…)

・カップ麺等日本の食糧・お茶パック

などでしょうか。

ウラジオストクを出てしばらくすると、スマホは完全に圏外になってしまいました。たまに駅に停まった時に復活するぐらいで、車内では基本的に通信できないようです。
いわゆるデジタルデトックス状態。とにかく暇で時間がゆっくり流れます。私はずっと本を読んだり、ロシア語の勉強をしたりしていました。

この日は1日中歩き回ってヘトヘトになっていたし、暗くて景色も見えないしで夕飯を食べたらすぐ眠りにつきました。
シベリアは9月でもすでに肌寒いくらいですが、暖房ガンガンなので寒くなく快適!

3日目 シベリア鉄道探索

起きたらハバロフスクを通り過ぎていたようです。どこ。

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ウラジオストクで買ったかたーいパンを食べ、することもないので鉄道内を探検することにします。
部屋を出て右奥の連結部分付近に湯沸かし器、左の同部分にトイレがありました。

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こちらがシベリア鉄道のトイレ。汚いのとか便器が冷たいのは覚悟していましたが。
流すたびに、飛行機のトイレとは比べ物にならない程の爆音がします。心臓に響いてくる。毎回流すボタンを押した後全速力でドアの外に出て戸を閉めていました。乗る方はお気をつけください。

続いて食堂車に行ってみます。食堂車の料理は高いと聞いていたので食事は日数分持ち込んでいますが、せっかくなので席につきました。奥の方で陽気なオジサンが酔っ払っている…

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写真が下手

ボルシチやよくわからないサンドなどを注文しました。

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値段は町のレストランより割高なものの、それなりに美味しかったです。でも毎食ここにきていたら破産するのでこれ以来行くことはありませんでした。

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現金オンリーでした


13:30 車外へ 

比較的長い停車時間の駅は、止まっている間外に出ることができます。ずっと車内にいると私のような引きこもり族でない限り心がやられてくるので、積極的に出た方がいいでしょう。

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可愛い

散策とかも自由ですが、乗り遅れたら詰むので(乗車確認とかは来ない)、あまり遠くにいかないようにしましょう。


14:00 昼寝

気づいたら夜。

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4〜5日目 ひたすら乗車!

トランプしたり上の写真の子とおしゃべりしたり(ロシア語下手すぎて通じない)、本を読んだり、気ままに過ごしました。

・何回か車外に出たが、風景が本当によかった。

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↑鉄道客にピロシキとか売ってるおばさんたち

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隣の部屋にいた子。拙いロシア語で会話を試みるも、結局ボディランゲージに。


・車内食が一回だけ配られたのですが、美味しくなかった…。米が恋しい。

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5日目 16:00 イルクーツク着

ほぼゴロゴロしていましたが、イルクーツク着。シベリア鉄道全制覇したかったのですが、日程の都合上ここで鉄道はお別れです。

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駅舎

ということで、次はイルクーツク編になります。

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