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おいしいコーヒーを飲むためにいちばん大切なこと

おいしいコーヒーを飲むためにいちばん大切なこと。。。
それは、「淹れる直前に豆を挽く」こと。
挽いたときの香りは格別!


■豆を挽く意味とは

「豆を挽く」には次のような意味があります。

1.砕いて小さな粒状にして表面積を増やす
   ↓
2.お湯との接触面積が増える
   ↓
3.コーヒーの成分を抽出しやすくなる

一方、表面積を増やすと酸素との接触も多くなるため、挽いた直後から酸化(品質の劣化)が進みます
酸化が進むと、コーヒーの風味や味が落ちてしまいます

なので、豆を挽くのは淹れる直前がいいのです

ミルを買う前はお店で挽いてもらってました。
冷蔵庫で1週間くらいは大丈夫と聞いてましたけど、実際は2~3日を過ぎるとしっとり感がなくなります。
やっぱり挽くのは淹れる直前がいい!


■器具に適した挽き方があります

コーヒーを抽出する器具(ドリッパー、サイフォン、水出しなど)によってお湯との接触時間が異なるので、器具に適した粒度に挽くとより美味しく淹れられます。

1. 極細挽き
パウダー状くらいの細かさ。
粒が小さい=表面積が大きいため、短時間で抽出するエスプレッソマシンに適してます。

2. 細挽き
上白糖とグラニュー糖の中間ほどの粒度です。
時間をかけて水で抽出する水出しコーヒーを作るのに適してます。
温度が低い水で時間をかけて抽出するので、雑味のないすっきりした味わいです。

3. 中細挽き
グラニュー糖くらいの粒度で、ペーパードリッパーやコーヒーメーカーに適しています。
ここが一般的な粒度で、量販店で売られているコーヒーの粉は、中細挽きが多いです。

4. 中挽き
グラニュー糖とザラメの中間くらいの粒度。
細引きよりも表面積が小さい分、時間をかけて抽出する方法が適してます。
サイフォンやネルドリップ、フレンチプレスなどに向いています。

5. 粗挽き
ザラメくらいの粒度。
表面積がもっとも小さいため、お湯との接触時間を長くする必要があります。
アウトドアなどで人気のパーコレーターに向いてます。

お店で挽いてもらう場合は、使う器具を伝えるとそれに適した粒度に挽いてくれますよ。


■ボクが使っているミル

フジローヤルの「みるっこ」を使っています。

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かれこれ10年以上使ってますがトラブルなし。
値段は少々張りましたが、粒の大きさもそろっていて大満足。
喫茶店っぽい形の雰囲気もよくておすすめです!

挽く粒度の調整は10段階。

ダイヤル1だとこのくらい(細挽き
エスプレッソにはちょっと粗い。

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ダイヤル10だとこのくらい(粗挽き

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ならべてみると粒の大きさのちがいがよくわかります。

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普段はペーパードリップで淹れるのでダイヤル4中細挽き)にしてます。

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豆受けは樹脂製のがついてましたが、静電気で豆が入れ物に付着するので、ステンレスのカップを使ってます。
静電気の影響もなくグーです。

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■最後に

豆挽くと何がいいって、挽きたての香りが最高!
ミルを導入して、もっとコーヒーを楽しみましょ。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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