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妻を社長にする方法・自己紹介②

■前回の続き

大学2年生のときにひとつの転機がありました。
大学で1学年上の友達(先輩)から西麻布のバーのバーテンダーアルバイトに誘われたのです。
私はお酒が弱く、当時全く飲めません。ただ、お酒に詳しくならないと恥ずかしいな、女の子にモテないな、遊んでいてもカッコ悪いなと思っていたので、バーテンダーのアルバイトをやれば知識がつくのでいいなと思い、バーテンダーのアルバイトを始めたのです。

この西麻布のバーで様々な経験やビジネス能力を高めることができ、経営コンサルファームに入社できたと思います。土地柄や社長の性格もあり、ベンチャー系の若手社長、大手企業のビジネスマン、芸能人が多く来ていました。お客様にも鍛えられましたし、社長自身が20代で遊び好き、かつ自由に色々とチャレンジさせてくれました。(一店舗経営の小企業です)大学2年生から4年の3月末まで在籍することになりました。
どんな経験や成長をさせてもらったかと言うと
①バーテンダーでお酒の知識は一通り学んだ上で、キッチン(料理・仕入れ発注も実施)もほぼマスター、一時期店長が不在だったので、私がアルバイトながら店長代行させていただき、店舗の月次試算表管理、棚卸(粗利算出)、アルバイトなのにアルバイト採用面談、ホットペッパーなどの掲載対応など様々なことをやらせてくれました。店舗のカギももらって自由に店舗を使えました。
②常連のお客様のご好意で、西麻布の某クラブに顔パス、VIP席、飲み放題(一晩で数十万円)を毎週
③ベンチャー企業の社長との対話(実際に会社訪問もさせてもらえました)
④様々なハイブランドのファミリーセールの招待
⑤様々なファッション誌の読者モデル参加
⑥時給900円スタートで1,200円まで増加。当時で言えば高かったのではないでしょうか。社長にはアルバイトで歴代一番高いと言われました。また、仕送り、バーのアルバイト収入、モデル関連のスポット収入など含めると毎月40万円くらい自由に使えました。リッチな学生時代でした。(飲食店なので1日2回のまかないご飯付きで食費をおさえれました)
⑦また、大学4年生のときに良い経験しろということで、今は無くなってしまいましたが、外資が運営する会員制高級レストランで、バーテンダー・ウェイトレス・パーティー対応のアルバイトを週1回だけやりました。時給は1,500円で収入面でもよかったです。あまり書くとわかってしまうのですが、このレストランでは電波を遮断し、店内では携帯を手に持ってはいけないがルールでした。なぜかと言うと、財政界の方や芸能人などが多く来るため、写真を撮ってはいけないからです。アルバイトで出入りするのに毎回荷物チェックがありました。ここではエグゼクティブのマナーなどの知識を知りました。オレンジジュースは氷をいれないとか、配膳するときも暖かい料理であれば蓋をつけて、お客様の数=サーブするスタッフの数で必ず同時に提供し、同時に蓋を開けるとかです。個室には覗き穴があり、お客様の食事の進み具合に応じてのベストなタイミングで配膳をしていました。グラスも最低でリーデル、ナイフやフォークもいい品質でした。ここの経験も非常にありがたかったです。ハーブとピアノの生演奏、床はすべて絨毯、服は毎回クリーニングしたものを提供されるなどの優雅さもありました。
⑧ビジネスマナー、気遣いも鍛えられました。相手思考で動く、相手が興味がある・喜ぶ会話をする。場の空気の読み方、盛り上げ方、上座下座、ビジネス上でのお酒のマナーなど様々な点で学ぶことができました。
⑨コネや収入もそれなりにあったので、大学生時代に自分のお金でもミシュランの星ありレストラン、5つ星ホテルのスイート、ハイブランドの服、アッパークラスのお宅で遊ぶ、座るだけで5,000円取られる会員制バー、各種クラブのVIP席、雑誌に載るお高い美容院(雑誌撮影のためむしろお金もらえた)、モデルや芸能人の女性と接点、テレビ局潜入、ポルシェの運転(フェラーリは助手席まで)など様々な経験ができました。

今ではビジネスインターンも多くあり、大学生が社会の場を学ぶ機会がありますが、私の時代はビジネスインターンは多くなかったので、この西麻布でのバーテンダー経験は非常に有意義でした。非常に運が良かったですし、感謝しています。おかげさまで、就活は非常にうまくいきました。当時では早いのですが、大学3年生のうちで就活は終えました。ちなみに大学2年~4年生は平均睡眠時間3~4時間くらいで遊びにバイトに超活発でした。

そして激動の社会人生活スタートです。
次回に続きます。

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