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捕球

〜2011年の日記から発掘しました〜

お正月に子どもたちに
軟式用の野球グローブを
買ってあげました。

すでにカラーボールとか用の
安いグローブはありましたが、
サイズも小さくなり
だいぶ前からねだられていました。

売り場には少年野球用と称しても
ずいぶん高価なものもありましたが
そこそこの(と言っても約3千~4千円もする)
ものを買ってあげました。

兄弟ですぐにキャッチボールを始め
朝も早くから近所の公民館の前で
キャッチボール。

休みの日は当然父親も借り出され
キャッチボール。

ああ、いつまで
こうして子どもと
キャッチボールをできるだろう。

僕の記憶で、僕の体験では
せいぜい小学生までだった気がする。

あと数年でできなくなるなあ。

ニコニコと
からっ風吹く中、
キャッチボール。

ちなみに
キャッチボールは英語で
PLAY CATCH

直訳「捕るを楽しめ」

なんだか深い。

親子キャッチボールでは、
子どもは、親に投げることに楽しみを見出し、
親は、子どもから受けることに楽しみを見出す。

キャッチボールは
案外普段の親子のコミュニケーションとは
正反対なことになってる。

いつも親は子どもに投げてばかりだ。
「あれしなさい、これしなさい」

LET‘S PLAY CATCH!

受け取らなければ、
ボールは投げ返せない。

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