読書 「羊と鋼の森」 宮下 奈都
「明るく静かに澄んで懐かしい文体」
「少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体」
「夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」
深い森の奥で澄みわたる
ひっそりと、優しく、まっすぐな音色
迷いながらも道を探し進んでいく
「羊と鋼」という漆黒のピアノ森
とてつもない深い森の中に踏み入り、
真摯に向き合う、
不器用で繊細な若き調律師の物語
かすみそら
五感が研ぎ澄まされ、人の繊細な心を表現されている宮下奈都さんの作品。とても大好きな一冊です。
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