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実話:ホームレスの母に現金渡す


当時わたしは法人への外回りの

仕事をしていた

計5人くらいのチーム制でチーム

リーダーの上司がいて常にその人へ

訪問先の手ごたえなどを報告していた

商談内容によって上司が必要な

お客様には上司にも同行してもらい

商談を進める場合もあった

アットホームな会社だったので

わたしは上司へ自分の家庭環境の

事情などを話してあった

そして時には相談もしていたし

優しい人達だった

そしてオヤジの知り合いだと

いう金融屋さんも一応、(株)が

つく会社というやつだった笑

わたしはちゃっかりと母に

その金融屋さんに契約させて

貰えないかと交渉し了承得ていた

なのでわたしは契約してもらえる

から・・と上司に今回の事情を

説明した上でその会社へ

仕事中に訪問させてもらった

一応会社ではあるがオヤジ

(元暴力団)の知り合いだ

わたしなりに緊張しながら

その会社へ足を踏み入れた

少しこじんまりとした古めな

匂いのする事務所だった

表向きは真っ当な会社を

演じてはいるが裏側は違法に

近い事をしていたに違いない
(法の抜け穴)


〈当時の・・
消費者金融は今のようなあんな
明るいキャッチーなCMもしてい   
ないし裏道の隠れてこっそり行く      
ようなところ…体裁がとても悪い
というイメージだ  
更に法律も甘くできていて高利貸 
しがまかり通っていたのである
のちに自殺者がでてきたり色々問
題になり現在の法改正に至った  (私の記憶では) 〉

その消費者金融会社のたぶん上の人

であろうオヤジの知り合いと話をした

金融屋「○〇さんから話は聞いてるよ。
君も大変だね~はい!じゃこれにサインしてね~」

私「あはは・・はい・・
 ではわたくしも・・弊社の商品の
契約書をお渡しします」



そうしてわたしにとって大金である

現金30万円をドキドキしながら大

切に鞄にしまった
(生まれて初めてまとまった大金を手にしたので笑)

そして待ってくれていた上司の車に

乗り込みそのまま母たちがいる公園

へ向かいお金を渡しに行くのであっ

た…(上司が公園まで車の足を延ばしてくれた)




振り返れば…

この時のわたしは自分に更なる災難

が訪れるのを知る由もなかった



次回 「ホームレスからの脱却」

これは全て私の実話です
わたしのしょーもない半生を皆さん
が読みたいと思ってくださるのか…
知りたいと思い勇気をだして公開
しました。(我が家の恥をさらし、
私の恥をさらし)
もし続きが読みたい…と興味を持って
くださった方はスキ♡を
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