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「図書館で本借りました」5冊目 題名「いのちの言葉」著者:日野原重明

5冊目の本は日野原先生の名著「いのちの言葉」です。本丸ごと心に残る表現で埋められています。私自身が学びを強く感じた言葉を書き出します。
皆さんがこの本を読んだ後の感じ方の違いも楽しみです。
ぜひこの本を読むことをお勧めします。

「生きがいとは自分を徹底的に大事にすることから始まる」
冒頭からとても大きな示唆で、生きがいの捉え方が大きく変わりました。

「鳥は飛び方を変えることはできない。しかし人間は生き方を変えることが出来る。新しい習慣を行動を変えることにより手に入れることができる。新しい行動で新しい自己を形成できる」
生き方を自分の手で変えられることを確信できました

「人間の感性が成長するか否かは、人との出会いによる。出会いは私達が後天的に獲得する財産である」

「まず与えることから始めよう。富のあるものは富を。時間のあるものは時間を。しかし人が人に与える最高のものがである。人を思い、行動に費やした時間によって真の人の証がなされる」

人との出会いの重要さと人との関わりの中に生きる意味がある事を学んだ。

「化学療法が発達した今でも、最も大切な治療法は言葉による癒しである」
「医師や看護師を成長させるもの、それは教科書ではない患者である」

お医者さんである日野原先生は医療のお話をされていますが、内容は全ての仕事、人間関係、課題や障害、そして生き方そのものにつながるものです。

「医師は人間関係の学問にも通じなければならない。出来るだけ多くの様々な社会的、経済的条件下の人々に出会うことで、人々を理解し、色々な事態に対応していける職業人にならなければならない」

最後に「患者」を「関わる人」に置き換えてこの言葉を残そうと思います。

「患者の喜びを私の喜びにしよう。患者の悲しみを私の悲しみにしよう。患者から与えられる鍵で、私達の心の扉を開こう」


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