親子で楽しめる美術館
娘と美術館に行くのは楽しい。
小2の娘も楽しそうなので、たまに美術館デートのお誘いをさせていただいている。
どうすれば親子で美術館を楽しめるか?を書こう。
美術館では、対等な関係が築けているから、楽しさが生まれていると思っている。
子供が小学校低学年くらいだと、親子でキャッチボールやサッカー、ドッヂボールなどのスポーツで遊ぶと、手加減を加えながら遊ぶことになる。子供は満足、親は消化不良で終わることが多いので、親子関係は対等ではない。
一緒にゲームしたり、本を読んだりしても、親が子に教えるという要素が入るので、これらも対等ではない。
しかし美術館は違う。
対等な関係に築ける。
親子で美術館を楽しむ方法は、クイズの問題を出し合うことだ。
思いついた問題を出していく。
昔、子供の頃に暇つぶしでやってた遊び感覚で、目の前の作品を観て、即興で考えて問題を出す。
正解なんて知らなくていい。
どんどん問題を出していく。
「絵に描かれてる場所はどこでしょう?」
「何人描かれてるでしょう?」
「何してるところでしょう?」
「◯◯はどこに描かれてる?」
「描かれてるカバンの中には何が入ってる?」
などなど。
子供の方が意外と細かく観てたり、感じていることが大人っぽかったり、比喩がうまかったり、表現の仕方も工夫しながら話してくれるので、大人になったなぁと感心しながら、子供が考えた回答を聞くことができる。
親である私も正解は知らないから、
正解は親子で探す。
わからなければ、お互いの妄想を話す。
絵に描いてある内容がキッカケになってる妄想なら、その理由も、それとなく加えて話す。
さらに、
「この中で好きな絵をもらえるとしたらどれ?」
「この絵を描いた人はどんな人だと思う?」
など、問題ではなく、アンケート的な質問になったり、妄想を広げる話に自然と発展していく。
さらに子供はマネして問題を出したがるので、自分で考えた問題を披露してくれる。
会話ば盛り上がり、親子でテンションが上がってしまうので、うるさくならないように気をつける必要は出てくるけど、楽しく過ごせる。
美術館は静かにしなければならないとは思うけど、しゃべっていけないわけではない。
まあ迷惑にはならないように。
結果、観ることと、それをキッカケに妄想像させるような会話になり、想像力を豊かにするし、考えたことをアウトプットする練習にもなる。
たぶん頭にイイ刺激を親子で受けてると思う。
美術館を一周まわるのに、時間はいくらあっても足りないが、楽しくてやめられない。
時間があれば何回でも行きたい。
先日は、ついつい年間パスポートを買ってしまった。
メッチャ楽しいので、是非、試してみてほしい。
そして、おもしろエピソード聞かせてほしい。
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