漫画「佐々木とピーちゃん （１）」感想・ネタバレ
どんな本？
『佐々木とピーちゃん』とは、ぶんころり 氏による日本のライトノベル。
イラストはカントク 氏が担当しています。MF文庫J（KADOKAWA）より2021年1月から刊行されている。
この作品は、冴えない中年会社員（社畜）の佐々木が、ペットショップで購入した文鳥が異世界から転生した高名な賢者だったことで人生に大きな転機が訪れることになるというストーリー。
佐々木と文鳥のピーちゃんは、異世界と現代を行ったり来たりしながら、理想のスローライフを目指す。
しかし、彼らの前には異能者や魔法少女、ご近所JC、同僚JK、貴族、ロリババア、王子など、様々なトラブルメーカーが現れる。
この作品は、異世界ファンタジーと異能バトルと年の差ラブコメ（？）をミックスした、属性ジャンル全部乗せのエンターテイメント作品。
魔法や異能力、商売や交渉、恋愛やデスゲームなど、多彩な要素が盛り込まれている。
この作品は、2024年1月よりテレビアニメが放送予定。
読んだ本のタイトル
#佐々木とピーちゃん （１） 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き 込まれた件 ～魔法少女がアップを始めたようです～
漫画:プレジ和尚 氏
原作:ぶんころり 氏
キャラクター原案: カントク 氏
あらすじ・内容
異世界ファンタジー×異能バトル×年の差ラブコメ(?)。 さらには…
ペットとして購入した文鳥の正体は…異世界転生した賢者様!? 四十路の社畜・佐々木と文鳥（転生賢者様）の出会いが、世界を変える！…かもしれない。属性ジャンル全部乗せの贅沢異世界ファンタジーコミカライズ！
感想
アラフォー社畜な佐々木は癒しが欲しくて、財布と相談して「えらんで」と言っていた文鳥を購入した。
家にお迎えした文鳥は、メチャクチャ喋った。
しかも名前もピエルカルロとなかなかに厳ついお名前も持っていた。
ピーちゃん曰く、彼は異世界の賢者様で国でもそこそこ偉い地位にいたらしいが、それを妬んだ貴族に暗殺されて気がついたら文鳥になっていたらしい。
そんなピーちゃんの現在の姿はラブリーで萌え死ぬレベル。
でもこの文鳥さん、肉が大好きなんだよな、、
"文鳥が肉食べても大丈夫なんだろうか？"と思ったら万能に効く回復魔法で体調調整はバッチリらしい。
そうなので、美味しくない文鳥の総合飼料より。
お肉をたくさん食べたいピーちゃんだったが、氷河期世代の社畜の佐々木のお給料で、ピーちゃん希望のシャトーブリアンという高級なお肉は買えない。
可愛いペットのピーちゃんが食べたい物を買えない事に歯噛みする佐々木だったが。
そこは異世界の星の賢者様。
佐々木と魔力的なパスを繋げ。
世界を超える移動魔法を使って異世界と現代で貿易してお金を稼げばいいと言う。
戸惑う佐々木と一緒にアッサリと異世界へと転移してしまう。
ピーちゃんの力を知った佐々木だったが、現代に異世界の物を持って来て現金化するのは、盗難品と疑われて警察のご厄介になるので難しいと教える。
その制度に感心しながらピーちゃんは、現代の物を異世界に持っていく分には大丈夫だと言う。
そうして現代の品を異世界に持って行ったら。異世界のミュラー子爵家の御用商人のハーマン商会に持ち込んだら、砂糖、チョコレート、紙とペンにガッツリ食い付いた。
しかも人1人が運べる量で金貨400枚の取引。
仕入れ値を考えると利率が半端なく良い。
懐が暖かくなってホクホクとして、異世界の料理を食べようと食堂に入ろうとしたら、、
店員が中から転がり出て、クビになってしまった。
目の前で修羅場を見せられて食べる気が削がれた佐々木は、クビになった店員のフレンチの話を聞いて、ハーマン商会へととんぼ返りしてフレンチの食堂を手配してくれと言って現代に帰ってしまう。
そして、次に異世界に行ったら一等地に店を出して開店直前まで準備していた。
開店すると最初の月から黒字が確定するほどの大盛況ぶり。
店の運営はフレンチに丸投げしてしまった佐々木は、運営費と現代の料理のレシピをフレンチに任せてピーちゃんの食へのリクエストに応える事が出来た。
そして、現代に戻ったら。。
異能者バトルに巻き込まれた。
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