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「陰の実力者になりたくて! (7)」感想・ネタバレ

どんな本?

ストーリー展開がメチャクチャ飛びまくる。
どうやら読者にアンケートして面白い展開を決めてたらしい。
だから展開が予想の斜め上や下に行くからメチャクチャに感じてしまう。
そして、それが面白い。

3巻の後約2年間新刊が出てなかったが。、
アニメ化発表と同時に4巻を発売したのが21年3月くらい。

そして、アニメ放映中に5巻を発売。
2022年12月28日に発売。
いつエタるか判らない。

アニメは小説1,2巻分が大好評。
2023年10月から3巻分を放送開始。
この巻から始まる血の女王篇から始まります。

色々な視点と勘違いが絡む血の女王篇が始まる。

クレアってどんだけブラコンなんだ?
いや、これはもうヤンデレじゃないか?

それを受け入れるシド、、
でも、クレアに対してシドの行動は父性を感じる。
あと、坂野さんからはハゲへの愛を感じるw
いい光だ。。

読んだ本のタイトル

#陰の実力者になりたくて! (7)
著者:#坂野杏梨 氏
原作:#逢沢大介 氏
キャラクター原案:#東西  氏

あらすじ・内容

何で月が赤いのか全然わかんないけど「伝説」ってつけるとカッコイイよね!

異世界に転生し、あらゆる物事に陰から介入し実力を示す「陰の実力者」設定をエンジョイしているシドは、始祖の吸血鬼「血の女王」討伐をするという姉のクレアに連れられて"無法都市″を訪れる。
いつもみたいなモブを演じると逆に目立つ治安の悪さを誇るこの地域で、「殺伐とした状況を前に怪しく笑う謎めいた少年ごっこ」に興じることに。
ノリノリで楽しむシドの頭上に輝く伝説の「赤き月」は、凶兆を告げているのだった――。
強大な力と重度の勘違いで突き進む最強奇譚、第7弾!

陰の実力者になりたくて! (7)

感想

シャドウの支援を受け、ローズ・オリアナはドエム・ケツハットの傀儡と化している父王を殺すため、ブシン祭に潜入。大衆の目の前で暗殺を成功させる。ドエムの追跡を阻止するため、ジミナ・セイネンの姿に変身したシャドウの支援を受け、ローズは会場からの逃亡を果たす。

その際、ローズは昔、自分を救ってくれたスタイリッシュな盗賊、スレイヤーが実はシャドウであったことを知る。

その後シャドウの部下、アルファからの勧誘を受け、ローズはシャドウ・ガーデンに参加することを決める。

一方で、ブシン祭の会場では、シャドウと「武神」と称されるベアトリクス及びアイリスが戦っていた。シャドウは2人を容易く打ち負かし、その場を後にする。結果として、ブシン祭の優勝者は、タナボタでシドの姉、クレア・カゲノーが優勝となる。

クレアには周辺国の魔剣士としての任務が与えられる。それは、始祖の吸血鬼「血の女王討伐」のためのもので、彼女は無法都市に赴くこととなる。そして、弟のシドも同行することを決める。

その夜、シャドウはベータの前で、吸血鬼の国が滅びた後の現象「赤い月」が無法都市で起こるだろうと告げる。そして、その「赤い月」の事態をシャドウが解決するとベータに伝える。

しかしその真意は、単に「今日の月が赤いよね」と言っていたに過ぎなかった。

同じ時、無法都市の中心である紅の塔で、「血の女王討伐」を先んじて行おうとする者たちがいた。

ブシン祭で本戦に参加した"猛者クイントン"と"常勝金龍ゴルドー"は吸血鬼の巣である"紅の塔"に進入しようとする。

しかし、"紅の塔"の門前で、「白い悪魔」と称される男が2人の道を阻む。この男は、クイントンをあっさりと打ち倒す。
一方、逃げようとしたゴルドーは周りの住民に取り囲まれ、結果として、無法都市の市場で奴隷として売られることとなる。

その後、クレアとシドの姉弟が無法都市に到着すると、「クーン」という男が2人に視線を送る。
だが、シドは彼等を認識していなかった。

シドを宿泊している部屋に残し、クレアは周辺国の魔剣士との打ち合わせに行く。
その間、シドは夜の無法都市の街を歩き回る。
そして、将来のために金を貯めようと、スリから金を取り返して稼ぐ。

かし、突如グールが現れる。最初は普段のようなモブプレーをしようとしたシドだったが"殺伐とした状況の前で怪しく笑う少年ごっこ"をしていた。

その時、"最古のヴァンパイヤハンター、メアリー"が登場。
彼女は「赤い月が昇る、暴走が始まる」と警告し、シドに逃げるよう促す。
その後、彼女は他のグールを狩るために立ち去る。

それを聞いたシドの厨二病の琴線に触れて、シドもシャドウとしてグールを狩まくる。
また、グールから金を盗むことで、将来の蓄えを増やしていた。

途中、娼婦のマリーと魔剣士協会の生き残りも助けるが、本当にしたかったのはグールからの金の奪取だった。

そして、さらなる富を求めて、シャドウは紅の塔に足を運ぶ。

同じ頃、クレアはシドを探しに街を探索していたが、グール騒動に巻き込まれる。

黒髪の男の首を見つけてシドだと誤認し、泣き始める。
しかし、メアリーから、実際のシドは紅の塔に連れ去られており、血の女王の復活のための生贄となる可能性があるとの情報を得る。これを聞いたクレアは、メアリーとともに紅の塔へ向かう。

実際のシドは怪しく笑っていた少年だったのに、クレアは別人を救出しに紅の塔へと向かう。

紅の塔には、クリムゾンが率いる吸血鬼たちが血の女王エリザベートの復活の儀式を行っていた。

そして、彼らは部下から3名の者がグールや吸血鬼を倒しているという報告を受ける。
その3名とは、白の塔の支配者ユキメ、黒の塔の支配者ジャガーノート、そしてシャドウであった。
その中でも、シャドウが最大の脅威と認識されていた。

その3人は紅の塔の前で合流し、門番が2人を通すが、シャドウには立ち向かう。
しかし、シャドウにあっさりと倒されてしまう。

一方、クレアとメアリーは紅の塔の書庫に侵入するが、そこは既にベータが率いるシャドウ・ガーデンに占拠されていた。
その中にはローズ・オリアナこと666番がおり。
シドが紅の塔の上部に囚われてると聞くと動揺してクレアに詰め寄るが、、

ベータに止められ、クレアとメアリーを上層部へ向かわせる。

そして、上部へ向かうと2人はジャガーノートとクリムゾンとの戦闘に遭遇してしまう。


「赤き月」

約1000年以上前に吸血鬼は夜の世界を支配していた。
その時は吸血鬼は人間を家畜程度にしか見ておらず、絶大な力を持っていた。
だが吸血鬼の弱点を知った人間は、吸血鬼を狩って行った。
そんなある日、赤き月が昇った時に突如3つの国が滅んでしまった。
それをしたのは血の女王、エリザベートとその眷属だった。

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